食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04800560105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、「グルテンフリー」表示の影響について、2人の専門家との会談を公表
資料日付 2017年10月4日
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概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は10月4日、「グルテンフリー」表示の影響について、2人の専門家との会談を公表した。概要は以下の通り。
 2014年8月5日に「グルテンフリー」表示規則が施行されてから3年が経過した。グルテンは、穀物中に存在するたん白質であり、パン、ケーキ、シリアル、パスタ等の多くの食品に含まれるが、セリアック病を有する消費者がグルテンを摂取すると重篤な疾患となる可能性がある。要件を満たす食品に「グルテンフリー」のラベル表示を行うことで、セリアック病を有する消費者が食品を選択する際の助けとなる。
 Carol D’Lima氏(FDA)及びAlessio Fasano氏(マサチューセッツ総合病院)が、「グルテンフリー」表示がセリアック病を有する消費者に与えた影響等について語った。(以下、会談内容の抜粋)
・消費者は食品の購入の際、より確信を持てるようになり、製造業者は以前より多くのグルテンフリー製品を製造するようになった。
・FDAが今年これまでに行ったサンプル調査では、250以上のグルテンフリーを表示した製品から得た702検体の中で1検体のみが要件を満たしていなかった。該当する製品はリコールし、その後の調査では規制に違反する製品は見つかっていない。
・当初の目的はセリアック病に苦しむ人々の支援のためであったが、グルテン過敏症或いは不耐症の人にも有益であり、世話をする人や食事を準備する人の助けにもなった。
・グルテンフリー製品コーナーのある食料品店もある。
・健康被害が生じた場合には、地域の消費者苦情担当者に連絡し、その際には詳細情報として、いつその食品を食べたか、製品表示の写し、購入先、可能であれば製品ロット番号を報告することで、その後の対応の助けとなる。
・セリアック病患者にとって、かつては社会的な活動や休暇で出かけることは困難があったが、現在は生活をより楽しめるようになっている。
 会談の内容は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/GuidanceDocumentsRegulatoryInformation/Allergens/ucm577489.htm
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm578880.htm
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