食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04790540164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、2016年オランダにおける食品関連アウトブレイクの発生率に関する報告書を発表
資料日付 2017年9月27日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は9月27日、2016年オランダにおける食品関連アウトブレイクの発生率に関する報告書を発表した(オランダ語、48ページ)。
 食品関連感染症及び食中毒によるアウトブレイクは2015年と比較し2016年はより多く記録された。これは実際にアウトブレイクが増加したこと、及び/又はオランダ食品消費者製品安全局(VWA)に報告されたアウトブレイクの増加が原因であると考えられる。合計で2
,731人が感染した594件のアウトブレイクが2016年に報告された。一方、2015年は報告されたアウトブレイクは406件で1
,850人が感染した。
 これらの結果は2016年の食品由来感染症及び食中毒に関する報告されたデータの分析によって明らかになった。それ以前はノロウイルスが食品関連アウトブレイクの原因となる主な病原体で、次いでサルモネラ属菌及びカンピロバクターが原因であった。
 これらはVWA、地域及び市の保健事業のデータである。アウトブレイク及びその感染者の増加を防止するために食品由来感染症及び食中毒の登録と調査を実施している。そのために、汚染源に関する管轄地域の明確な状況及び病原体の性質の把握に努めている。VWAは食品及びその食品が調理された場所を検査する。地域及び市の保健事業は汚染食品にばく露した人を調査し、可能性のある汚染源について考察する。
 これらの結果はRIVMの感染症検査研究所が総合して分析する。この全体的なアプローチによって、オランダにおける食品関連アウトブレイクの要因の全容、即ちアウトブレイクの範囲及び長年の変化及び傾向を把握することができる。
 しかし報告データは、実際の食品関連アウトブレイク数及び感染者数より少ないと考えられる。これは感染者全員が一般開業医(GP)へ診察に行くわけではなく、またVWAへ報告するわけではないことが原因である。
 当該報告書(オランダ語、48ページ)は以下のURLから入手可能。
http://nl.sitestat.com/rivm/rivm-nl/s?link.en.documents_and_publications.scientific.reports.2017.september.incidence_of_food_related_outbreaks_in_the_netherlands_2016&ns_type=pdf&ns_url=http://www.rivm.nl/dsresource?objectid=b4fc0e7f-cd11-43fa-87ab-c6f4861c3a85&type=pdf&disposition=inline
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2017/september/Incidence_of_food_related_outbreaks_in_the_Netherlands_2016
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