食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04790510450
タイトル Eurosurveillance:「2015~2016年の間の生態系におけるmcr-1保有細菌の広範囲の分布」
資料日付 2017年9月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 22, Issue 39, 28/Sep/2017)に掲載された論文「2015~2016年の間の生態系におけるmcr-1保有細菌の広範囲の分布(Widespread distribution of mcr-1-bearing bacteria in the ecosystem, 2015 to 2016)、著者Kaichao Chen(Hong Kong PolyU Shen Zhen Research Institute, 中国)ら」の概要は以下のとおり。
 近年発見されたコリスチン耐性をコードする遺伝子であるmcr-1は、通常使用される抗生物質のみならず、カルバペネム及びコリスチンなどの最終段階の薬剤の抗菌効果を急激に損なう物質を産生する移動性耐性遺伝子のリストに加えられている。
 本研究では、食品1,371検体、動物糞便480検体、ヒト糞便150検体、水34検体を含む多様な生態学的地位でのmcr-1保有菌株の相対的出現率を新しい自家手法(in-house method)で調査した。
 mcr-1を保有する細菌は、水(検体の71%)、動物糞便(51%)、食品(36%)から普通に検出され、ヒトの調査物質の28%では変わらない保菌がみられた。これらの菌株は、多様な薬剤感受性を示し、様々な腸内細菌科細菌種に属しており、各検体においては大腸菌が最も優占的であった。mcr-1遺伝子は、染色体及び様々な大きさのプラスミドにおいて検出することができた。これらの中で約33kb及び約60kbの2つの接合性プラスミドは、様々な生態学的地位に生息する生物にmcr-1を媒介伝達する主な媒体であることがわかった。
 本研究でヒトでの高いmcr-1保有率が判明したことにより、継続的な警戒、抗生物質の注意深い管理、新たな抗菌性物質の開発の重要性が明らかになった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2017.22.39.17-00206