食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04780570149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、豚、反すう動物及びサケ科魚類に使用する飼料原料としての、大腸菌FERM BP-10942由来の乾燥死滅細菌バイオマス(PT73（TM）)の安全性及び栄養価に関する意見書を公表 |
| 資料日付 | 2017年8月30日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月30日、豚、反すう動物及びサケ科魚類に使用する飼料原料としての、大腸菌FERM BP-10942由来の乾燥死滅細菌バイオマス(PT73 (TM))の安全性及び栄養価に関する意見書(2017年7月5日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 PT73 (TM)は、乾燥させた、熱不活化した細菌バイオマスで、大腸菌K-12株から生産される飼料原料として使用される。当該株は、トレオニンを過剰生産するように改変された遺伝子組換え(GM)株である。 受容菌である大腸菌MG-1655は安全であると考えられる。最終GM株FERM BP-10942に導入された形質は、主にトレオニンの過剰生産に限られている。当該GM株には、全長抗生物質耐性遺伝子又は懸念となる他のシークエンスは残らない。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該株のGMに関して、このバイオマスに由来するヒト及び動物の健康又は環境に対するリスクは特定していない。 PT73 (TM)の提案されている最大用量(乳牛に対しては乾燥飼料の8%(完全配合飼料の最大7%)及びサケ科魚類に対しては13%)は、これらの対象動物種に対して安全であると考えられる。乳牛から得られた結論は他の反すう動物(離乳後、第一胃による消化開始から)への拡大が可能である。 肉用豚に使用する完全配合飼料はPT73 (TM)を最大10%含む場合がある。毒性データからは、PT73 (TM)による血液凝固及び肝臓に関する影響が示されている。これらは有害な影響と考えられる。 従って、同パネルは、PT73 (TM)を含む飼料を給餌した動物に由来する製品の消費者に対する安全性に関しては結論付けることはできない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4936/full |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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