食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04780540105 |
| タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、早期のピーナッツ摂食開始とピーナッツアレルギーの発症リスク低減を関連づけた、限定的健康強調表示（Qualified Health Claim）を認めることを公表 |
| 資料日付 | 2017年9月7日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 米国食品医薬品庁(FDA)は9月7日、早期のピーナッツ摂食開始とピーナッツアレルギーの発症リスク低減を関連づけた、限定的健康強調表示（Qualified Health Claim）を認めることを公表した。概要は以下の通り。 FDAは、入手可能な科学的根拠の系統的レビューを行った後、重症アトピー性皮膚炎又は卵アレルギー、或いは両方のアレルギーを持つ乳児に対して、生後4～10ヶ月の間に挽いたピーナッツを含む食品の摂取を開始することと、5才までのピーナッツアレルギー発症のリスク低減との関連を示す限定的健康強調表示の使用について、執行の自由裁量権を行使することを決定した。 製造業者は下記の強調表示を直ちに使用することができる。 ・既に固形食を摂取している重症アトピー性皮膚炎又は卵アレルギー、或いは両方のアレルギーを持つ乳児の大多数にとって、生後4～10ヶ月の間に挽いたピーナッツを含む食品の摂取を開始し、摂取を継続することは、5才までにピーナッツアレルギー発症のリスクを低減するかもしれない（may）。FDAが決定したが、しかしながらこの主張を支持する根拠は一つの研究に限定される。 ・もしあなたの乳児が重症アトピー性皮膚炎又は卵アレルギー、或いは両方のアレルギーがあるのならば、挽いたピーナッツを含む食品を与える前に、担当の医師等に相談すること。 疫学的な根拠によると、1997年から2008年の間に、ピーナッツアレルギーの患者数は、米国の子供の間で少なくとも2倍以上になっている。ピーナッツアレルギーは、最も頻度の高い食品アレルギーの一つであり、多くは子供の頃に始まり、生涯続く。FDAが承認するピーナッツアレルギーの予防法や治療法はなく、米国において食品が誘発するアナフィラキシーに関連した死亡はピーナッツアレルギーが主な原因である。それゆえに、ピーナッツアレルギー発症予防の可能性がある（may）介入は、公衆衛生にとって有益であるかもしれない（could）。 この限定的健康強調表示は下記のガイドラインの背景にあるものと同じ科学的根拠によって裏付けされている。 2017 Addendum Guidelines for the Prevention of Peanut Allergy in the United States 米国衛生研究所(NIH) 国立アレルギー・感染症研究所(NIAID) https://www.niaid.nih.gov/diseases-conditions/guidelines-clinicians-and-patients-food-allergy 本件に関するFDAコミッショナー の声明 https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm575008.htm |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源（公的機関） | 米国/食品医薬品庁（FDA） |
| 情報源（報道） | 米国食品医薬品庁（FDA） |
| URL | https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm575001.htm |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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