食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04770570149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品(NF)としての合成 N-アセチル-D-ノイラミン酸(NANA)の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年7月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月25日、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品(NF)としての合成 N-アセチル-D-ノイラミン酸(NANA)の安全性に関する科学的意見書を公表した(28ページ、6月28日採択)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)の要請を受けて、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、規則(EC)No258/97に従って提出されたNFとしての合成 NANAに関する科学的意見を述べるよう要請された。当該NFの組成、仕様、バッチ毎の可変性、安定性及び製造工程に関する情報は十分で、その安全性に関する懸念は生じない。当該NFは、乳幼児向け調製乳及び食品中の成分並びに一般集団向けの様々な食品及び食品サプリメント中の成分として市販されることが意図されている。NANAは、天然に結合及び遊離の形態で母乳中に存在している。
 ばく露マージンは、亜慢性試験及びNFの推定一日摂取量(anticipated daily intake)からの493mg/kg体重/日という無毒性量(NOAEL)に基づいた。そのばく露マージンは、一般集団向け栄養強化食品及び10歳超の個人向け食品サプリメントに十分であると考えられた。推定一日摂取量が、安全であると考えられる初期母乳の摂取からの遊離NANAへのばく露範囲内にあったからである。
 パネルは、このNFが食品サプリメント以外の食品に提案された用途と使用レベルで一般集団向けに添加された時安全で、提案された用途及び使用レベルで10歳超の個人向け食品サプリメントに単独で使用される時安全で、10歳超の個人向けに栄養強化食品と食品サプリメントからの併用摂取で安全であると結論した。しかしながら、提案された用途及び使用レベルで10歳未満の個人向けに食品サプリメント単独ではNFの安全性が確立されていないと結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4918
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