食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760830377
タイトル 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、ECが一次生産段階における食品の安全性に関するガイダンス文書を公表した旨発表
資料日付 2017年7月13日
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概要(記事)  欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は7月13日、ECが一次生産段階における食品の安全性に関するガイダンス文書を公表した旨プレスリリースした。
 理論から実践ということで、適正農業規範(GAP)、適正衛生規範(GHP)を介して、その規模の大きさ如何に拘らず生産者が一次生産段階(即ち、栽培、収穫及び収穫後)で生鮮果実及び野菜における微生物ハザードに対処する際の一助となることを目的とする通知を公表した。
 当該通知「NOTICES FROM EUROPEAN UNION INSTITUTIONS
, BODIES
, OFFICES AND AGENCIES 優良規範を通して一次生産時における生鮮果実や野菜の微生物学的リスクを扱う際のガイダンス文書についての委員会通知」の概要は以下のとおり。
 2011年のドイツでベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)によるスプラウト汚染事例を受けて、ECは欧州食品安全機関(EFSA)に非動物由来食品(FNAO)に存在する病原菌が引き起こす公衆衛生リスクに関する勧告を要請した。その要請を受けて、EFSAは以下6種の科学的意見書を公表した。
 1.種子及び発芽種子に存在するVTEC
 2.サラダで生で食する葉物野菜に存在するサルモネラ属菌及びノロウイルス
 3.ベリー類に存在するサルモネラ属菌及びノロウイルス
 4.各種トマトに存在するサルモネラ属菌及びノロウイルス
 5.メロン類に存在するサルモネラ属菌
 6.鱗茎及び茎野菜、並びにニンジンに存在するサルモネラ属菌、エルシニア属、赤痢菌属及びノロウイルス 
 本ガイドラインは、EFSAの意見や、加盟諸国の専門家/利害関係者との協議を考慮したもので、まず、栽培者に実用的な支援を提供することを目的とするものである。また、EFSAは、生鮮果実及び野菜に関連してあり得る諸リスクやリスク緩和措置に関する更なる研究は引き続き実施されるべきと確認した。
 このガイダンスは、一次生産段階での生鮮果実及び野菜栽培に係るGHPとGAPを取り上げたもので、生鮮果実及び野菜の摂取で胃腸病を引き起こす病原性微生物を制御することを目的としている。
 当該通知は以下のURLより入手可能。
http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:52017XC0523(03)&from=EN
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
URL https://ec.europa.eu/food/safety_en
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