食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760570475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、様々な環境(水、土壌、食品)中の炭疽菌芽胞の存在に関する評価、及び様々なばく露経路(吸入、経皮、経口)によるヒトへのリスクの評価に関する意見書を発表
資料日付 2017年7月25日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は7月25日、様々な環境(水、土壌、食品)中の炭疽菌の芽胞の存在に関する評価、及び様々なばく露経路(吸入、経皮、経口)によるヒトへのリスクの評価に関する意見書を発表した(2017年7月7日付け、54ページ)。
 2016年の夏、グラン・テスト地域圏モーゼル県の6市で動物での炭疽の集団発生が複数報告された。これらのアウトブレイクの後、関係する市の市民、主に農業従事者又は仕事で牛と接触のある者に向けて、グラン・テスト地域保健庁から推奨事項が発表された。モーゼル県は現状に即すよう更新された推奨事項を望んでいる。この様な経緯で保健総局は、関係した市における水、土壌、食品の炭疽菌芽胞による汚染リスクの評価を実施するようANSESに諮問をした。
 意見書で検討された課題は下記の通り。
1) 水中の炭疽菌芽胞の存在リスクの評価
2) 食品中の炭疽菌の存在リスクの評価(関係する市のジビエ、キノコ、液果、植物)
3) 関係する地区で活動する者(例えば、野外での飲食)、建設業及び公共事業従事者、農業従事者のばく露との関連を調査するためのこれらの地区の土壌中の炭疽菌の存在リスクの評価
4) ワクチン接種されていない動物(ウマ科)のばく露との関連を調査するための、関係する土地区画で収穫されたまぐさ中の炭疽菌芽胞の存在リスクの評価
5) 更新されたグラン・テスト地域保健庁の新たな推奨事項に関する意見
 食品の喫食に関する更新された新たな推奨事項は下記の通り。
 ジビエに関する推奨事項を確認した。病気と思われる動物を狩猟し持ち帰らない。またその肉を摂取しない。植物については、汚染された区域(champs maudits)での植物及びキノコの採取の禁止を推奨することを確認した。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/BIORISK2016SA0286.pdf
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