食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760480149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、外部科学報告書「非加熱喫食用調理済み(RTE)食品におけるリステリア・モノサイトゲネスに関するリスク評価作成のための間隙を塞ぐ:活動2、RTE食品中のリステリア・モノサイトゲネスの定量リスク特性分析;小売段階からの開始」を公表
資料日付 2017年7月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月13日、外部科学報告書「非加熱喫食用調理済み(RTE)食品におけるリステリア・モノサイトゲネスに関するリスク評価作成のための間隙を塞ぐ:活動2、RTE食品中のリステリア・モノサイトゲネスの定量リスク特性分析;小売段階からの開始」(211ページ、2017年5月31日承認)を公表した。
 欧州連合(EU)における様々な種類のRTE食品(加熱処理済肉類;燻製及び塩・砂糖・香料漬け魚;軟質及び半軟質チーズ)におけるListeria monocytogenesの定量リスクについて、小売段階からの特性分析を実施した。汚染率及び濃度について、EU全体のベースライン調査からのデータにEUのモニタリングデータ及び他のソースからのデータを補足した。食品提供サイズ及び1年当たりの提供数は欧州食品消費データベースから推定した。Eurostatからの人口動態データも使用した。乳酸菌による相互作用を考慮したL. monocytogenesの増殖を、小売から消費までの運搬及び保管の期間について温度と時間の分析データを用いてモデル化した。この情報に、百万食当たりのリステリア症患者数を推定し、またEU全体でRTE食品の消費に関連するリステリア症患者の年間発生数を推定するために、Pouillot用量反応モデルを組み合わせた。
 患者総数は2
,318人と推定された(95%信頼区間(CI):1
,450-3
,612)。加熱調理済肉類及びソーセージが最も患者数が多くなった(それぞれ中央値863及び541)。室温に置かれた包装済み薄切りパテが百万食当たりのリステリア症リスクが最も高くなった。人口集団別の総患者数の推定に関して、食品の小分類ごとに考察すると、高リスク集団は多くの場合高齢者で、次いで妊婦、そして健常者となった。例外的に、加熱調理済肉類及び高温燻製魚では妊婦の方が高齢者よりも高リスクとなっていた。
 結果を考慮すると、リスク低減のために、教育プログラム及び具体的な推奨事項を、特に最も感受性の高い集団に向けて指導する必要性があると思われる。
 当該科学報告書は以下のURLから入手可能。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2017.EN-1252/pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1252e
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