食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760390314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ベルギーで卵中からフィプロニルが検出されたことを受け、ドイツの食品中のフィプロニル濃度に関する意見書を公表
資料日付 2017年7月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月30日、ベルギーで卵中からフィプロニルが検出されたことを受け、ドイツの食品中のフィプロニル濃度に関する意見書を公表した(2017年7月30日付け意見書 No.016/2017)。概要は以下のとおり。
 当該意見書は、欧州連合(EU)の食品及び飼料に関する緊急警告システム(RASFF)による通知を受けて出された。当該通知は、ベルギーで、卵及び卵製品から高濃度のフィプロニルが検出されたと警告している。検出されたフィプロニル濃度は、0.0031~1.2mg/kg卵及び0.0015~0.0156mg/kg鶏肉である。BfRによるリスク評価は、2006年2月の欧州食品安全機関(EFSA)によるリスク評価にも基づいている。
 鶏卵及び鶏肉中の残留フィプロニルに関するリスク評価は、ラットでの発達毒性試験から得られた急性参照用量(ARfD)0.009mg/kg体重に基づいている。フィプロニルに関しては、卵から検出された最大濃度(1.2mg/kg卵)を最悪のシナリオとして計算が行われた。
 このレベル及び健康に関する参照値を基に、BfRは、欧州の消費に関するデータに基づけば、子どもに関するARfDは鶏卵において超過するとの結論に至る。このことは、鶏卵摂取が具体的な健康影響となることを必ずしも意味しないが、現在の知見に基づけば、子どもに関しては、汚染鶏卵を摂取した場合に健康影響の可能性がある。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/gesundheitliche-bewertung-der-in-belgien-nachgewiesenen-einzeldaten-von-fipronilgehalten-in-lebensmitteln-tierischen-ursprungs.pdf
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