食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04750280104
タイトル Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR):「輸入とうがらしに関連した複数州におけるSalmonella Anatum集団感染症‐米国、2016年5~7月」
資料日付 2017年6月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(Weekly/June 30
, 2017/66(25):663-667)に掲載された論文「輸入とうがらしに関連した複数州におけるSalmonella Anatum集団感染症‐米国、2016年5~7月 (Multistate Outbreak of Salmonella Anatum Infections Linked to Imported Hot Peppers ‐ United States
, May‐July 2016)、著者R.Hassan(CDC)ら」の概要は以下のとおり。
1.これまでに分かっている点
 サルモネラ症は、米国で最も一般的な細菌性食中毒である。S. Anatumは、米国ではサルモネラ属菌血清型上位20の内の1つで、2013~2015年の間毎年PulseNetに約300~350人の患者が報告されている。1
,500人を発症させた2008年のS. Saintpaul大規模集団感染を含め、生鮮とうがらしは、以前集団食中毒に関連した。
2.本報告で追加された点
 2016年、9州におけるS. Anatumの集団感染で、5月6日から7月9日の間に下痢性疾患を発症した32人の患者が出た。集団感染株は、輸入したアナハイムとうがらし(Anaheim pepper)から分離された。疫学的、検査及び追跡調査の総合エビデンスは、生鮮とうがらしが感染源である可能性が高いことを示したが、単一のとうがらしの種類又は原因農場を特定することはできなかった。
3.公衆衛生活動における影響
 この調査は、集団食中毒調査の過程で全ゲノムシークエンスの結果と共に疫学及び追跡調査データの使用の重要性、並びに原材料レベルのばく露特定のためのフリーアンサーの聞き取り調査(open-ended interviews)及びレストランの特定のレシピの調査の有用性を強調している。生鮮とうがらしは、サルモネラ属菌感染の媒介物の可能性がある。とうがらし供給チェーンの複雑さ、並びに疫学調査による特定のとうがらしの種類の同定の難しさの両方が、生鮮とうがらしに関連した集団感染を調査する上での課題である。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6625a2.htm?s_cid=mm6625a2_w
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。