食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04740550475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、サプリメント(商品名Bio-butyric)摂取後に光過敏性薬疹を呈した患者に関する意見書を発表
資料日付 2017年6月19日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は6月19日、サプリメント(商品名Bio-butyric)摂取後に光過敏性薬疹を呈した患者に関する意見書を発表した。
 2009年から実施されている栄養監視対策の一環で、ANSESはBiotics Research Corporationが製造した主にビタミンAを含むサプリメント(Bio-butyric)に関連すると疑われる有害作用報告を受けた。2015年に受けたこの事例は因果関係がほぼ確実であると判断された。
 報告された有害作用(薬疹)の重症度を考慮し、ANSESは消費者に対する安全性の向上のためにこの事例について一般消費者及び医療従事者に周知させる必要があると考えた。
 サプリメントに含まれる成分のうち、ビタミンAの摂取のみが皮膚アレルギーに関連していることが文献調査によって明らかになった。ANSESは、ビタミンAの栄養必要量がバランスの取れた多様な食事で補われることから、ビタミンAを補充する根拠はないと強調した。
 サプリメントの摂取にはリスクがないことはないと強調した。多様な食事に換えてサプリメントを摂取するべきでなく、各自に合った助言を医療専門家から受けるべきであろう。妊婦及び授乳中の女性、子供、服薬治療を受けている者は特にサプリメントを摂取する前に主治医の助言をもらうべきであろう。
 ANSESは消費者に対し下記事項を推奨する。
・サプリメント摂取後の有害作用は全て医療専門家に報告する。
・サプリメント製造会社が定めた用法用量を守る。
・医療専門家の助言なしにサプリメントを、1年の間に繰返し、長期に亘って又は多種類摂取することを避ける。
・過大な効能、特効薬のような特性を謳い、インターネットのような通常でない方法で販売されている製品に対しては十分警戒する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2016SA0262.pdf
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