食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04740490149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え(genetically modified(GM))植物のアレルゲン性評価に関する新しいガイダンスについて公表
資料日付 2017年6月22日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月22日、遺伝子組換え(genetically modified(GM))植物のアレルゲン性評価に関する新しいガイダンスについて公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは、GM植物のリスク評価を更に強化するアレルゲン性に関する補足ガイダンスを公表した。文書は、既存のガイダンス及び規則における勧告を補完する新しい科学的及び規制の進展を考慮している。
 要点は?
 新しいガイダンスは、3つの特定分野に関連している。
1.「食品に対する非IgE依存性有害免疫反応」は、主に小児期に発生する疾病の大きなグループを構成している。セリアック病は、現在これらの疾病の中で最も特徴が判明しているので、この種の病状だけが、ガイダンスで取り扱われている。ガイダンスは、セリアック病を起こすGM植物に含まれる新規たん白質のリスクをどのように評価するかに関して詳細な助言を提供している。
2.「In vitro消化性試験」は、総合的安全性評価の重要な部分である、GM植物において新たに生成されたたん白質が消化時にどのように挙動しているかに関して貴重な情報を提供している。新しいガイダンスは、既存のin vitro試験の実施方法の改善を示唆し、2年間の暫定期間中にその付加価値を評価するよう提案している。
3.「内在性アレルゲン性の評価」は、遺伝子組換えが既存の対応物(conventional counterpart)と比較してGM植物における既存のアレルゲンのレベルに有害影響を与えていないことを確認する。このガイダンス文書は、この要件にどのように対処するかに関して詳細な追加情報を提供している。
 パイロットプロジェクトの成功
 このガイダンス文書の公表は、2年間のパイロットプロジェクトを成功裏へと導いた。EFSAの目標は、オープンEFSAイニシアチブの一環として科学的プロセスにおいて利害関係者との関与を強化することである。
 メンバー8人のフォーカスグループは、この文書の作成中ずっと協議機関として活動した。関与した関係者全員は、この包括的アプローチが科学的プロセスの役に立ったと同意した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/170622
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