食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04740380294
タイトル 世界保健機関(WHO)、中国の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染者情報を更新
資料日付 2017年6月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は6月28日、中国の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染者情報を更新した。概要は以下のとおり。
 中国国家衛生・計画出産委員会から6月2日、9人の追加感染確定症例の届出があった。発症は、5月12日から5月29日であった。9人中3人が女性で、年齢中央値は56歳(35歳から67歳)であった。これらの症例は、安徽省(1人)、北京市(1人)、広西壮族自治区(1人)、河北省(1人)、湖北省(1人)、陝西省(1人)、山東省(2人) 及び四川省(1人) から報告された。
 届出時点では、1人が死亡、7症例が肺炎(4人)又は重症の肺炎(3人)と診断された。8症例が、家きん又は生鳥市場へのばく露があり、1症例は家きんへのばく露歴が不明と報告された。小感染集団の報告は無かった。
 中国国家衛生・計画出産委員会から6月9日、12人の追加感染確定症例の届出があった。発症は、5月20日から6月3日であった。12人中4人が女性で、年齢中央値は40.5歳(4歳から68歳)であった。これらの症例は、安徽省(2人)、北京市(3人)、重慶市(2人)、河南省(2人)、江蘇省(1人)、陝西省(1人) 及び山東省(1人) から報告された。
 届出時点では、死亡者は無く、10症例が肺炎(4人)又は重症の肺炎(6人)と診断された。9症例が、家きん又は生鳥市場へのばく露があり、2症例は家きんへのばく露歴が不明で、1症例は調査中であると報告された。
 小感染集団が1件陝西省から報告された。5月23日に発症した68歳男性及び彼の妻(5月26日に発症した67歳で、6月2日に報告のあった上記で説明した症例に含まれていた)である。両者とも内モンゴル自治区にて市場から購入し、庭先で飼育したニワトリへのばく露歴があった。ニワトリの一部は購入後すぐに死亡し、夫婦とも他のニワトリの一部を処理した。内モンゴル自治区が鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスへのばく露の推定場所として報告されたのは初めてである。この地域で最近初めて生鳥市場からの検体において鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスが検出された。
 2013年初頭から今日まで、合計1
,533人の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染確定症例が報告されている。
 WHOは、更なる共同体レベルでの蔓延の可能性は低いと分析している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/28-june-2017-ah7n9-china/en/
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