食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04730340160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、鶏肉のカンピロバクター汚染に関する調査の最新の報告書を公表
資料日付 2017年6月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は6月14日、鶏肉のカンピロバクター汚染に関する調査の最新の報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 英国産の市販生鮮鶏肉のカンピロバクター検査に関する最新調査結果では、全市場の平均で、最も汚染度の大きい区分(1
,000CFU(訳注:コロニー形成単位)/g超)に該当する検体の割合は6.5%となり、前年同期の9.3%から低下した。
 この調査は、3年目となる年次小売調査に関する第2番目の結果で、2017年1月~3月に採取された生鮮丸鶏1
,051検体の検査に基づいている。
 主な結果は以下のとおりである。
・大手小売業9社における最大汚染区分検体の割合は5%で、前年同期の7.8%から低下した。
・全ての小売業のうち、最大汚染区分検体の割合が平均よりも顕著に低かった小売業者はM&S、Morrisons及びWaitroseで、それぞれ2.5、 2.8及び2.7%であった。
・多くの小規模業者及び個人経営精肉店からなる(「その他」)グループにおける最大汚染区分検体の割合は、市場平均と比べてかなり高かった(16.9%)。
・レベルを問わずカンピロバクター検査陽性だった皮検体の割合は48.8%であった(前同期は50%)。
 Heather Hancock FSA長官は、「最大汚染区分検体の割合が引き続き低下傾向にあるのは朗報である。このことは、大手小売業及び大手加工業がカンピロバクター対策にしっかり取り組んでいることの表れである」「今回の結果は、我々が建設的な方向に向かっていることを明確に示しており、カンピロバクター汚染低減のために実施されている介入措置のインパクトを測る一助となる」と述べ、「これらの結果は心強いが、小規模業者において更なる改善が求められる。そこで初めてカンピロバクター汚染の永続的な低減が真に達成される」と続けた。
 当該報告書「市販の英国産生鮮丸鶏冷蔵鶏肉中のカンピロバクター汚染:2017年1月~3月」(9ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/campy-survey-report-jan-mar-2017.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2017/16235/further-reduction-levels-of-campylobacter-chicken
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