食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04730310477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、小麦粉及び小麦粉製品が原因と見られる腸管出血性大腸菌O121による集団感染に関する調査の最新情報を公表
資料日付 2017年6月5日
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分類2 -
概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は6月5日、小麦粉及び小麦粉製品が原因と見られる腸管出血性大腸菌O121による集団感染に関する調査の最新情報を公表した。概要は以下のとおり。
 本年4月以降新たな症例報告がないことから、当該集団感染は終息したと考えられる。調査は終了しており、今回が最終の情報提供となる。
 遺伝子フィンガープリントが一致した腸管出血性大腸菌O121による患者が合計で30人報告された(前回5月18日と比べ変わらず)。患者の州別内訳は、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州13人、サスカチュワン州4人、アルバータ州5人、オンタリオ州1人、ケベック州1人及びニューファンドランド・ラブラドール州5人である(いずれも前回5月18日と比べ変わらず)。患者30人のうち1人はカナダへの渡航者であった。
 患者は2016年11月~2017年4月に発病している。8人が入院した(同変わらず)。死亡者は報告されていない。患者の平均年齢は30歳であった。
 カナダ食品検査庁(CFIA)による食品調査では、患者30人のうちの1人はRobin Hoodブランドの小麦粉と接触しており、その製品はまだ自宅にあった。自宅から収集した検体は、検査で腸管出血性大腸菌O121陽性であった。この結果を受けCFIAは、3月28日付けリコール情報の中で、関連性があるとされる患者が1人と報告した。30人の患者全員において遺伝子フィンガープリントが一致しており、うち数人はRobin Hoodブランドの小麦粉と確かに接触していた。
 3月28日のリコール以降、CFIAは、Ardent Mills社製の種々の小麦粉及び小麦粉製品や、リコールとなった小麦粉を使用した同社製の他の製品に関する食品リコールの公表を重ねた。これらの食品リコールは、当該集団感染に関する食品安全調査の結果がきっかけとなって行われた。当該調査は終了している。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
URL http://www.phac-aspc.gc.ca/phn-asp/2017/outbreak-ecoli-eng.php
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