食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04730110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品に添加する亜硝酸塩類及び硝酸塩類のリスク評価について一般向けに平易な言葉で説明した要約文書を公表 (2/3)
資料日付 2017年6月15日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月15日、食品に添加する亜硝酸塩類(nitrites)及び硝酸塩類(nitrates)のリスク評価について一般向けに平易な言葉で説明した要約文書「EFSAが説明するリスク評価:食品に添加される亜硝酸塩類及び硝酸塩類」(4ページ)を4か国語(英語、ドイツ語、フランス語及びイタリア語)で公表した。英語版の内容は以下のとおり。
5. EFSAは亜硝酸塩類及び硝酸塩類の安全性をどのように再評価したのか?
 EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、(1)以前の評価、(2)新しい科学文献、(3)データ公募を受けて提供された情報、に基づいて評価を行いました。
・硝酸塩
 専門家らは、硝酸塩に遺伝毒性や発がん性があるとは考えなかったため、硝酸塩のADIを導き出すことができました(DNAを損傷する可能性やがんを引き起こす可能性がある物質については、安全なレベルを立証することができません)。安全なレベルの設定に最も関連性がある影響は、唾液中で硝酸塩から変換される亜硝酸塩により引き起こされるメトヘモグロビンの血中濃度の上昇である、とANSパネルは考えました(上記参照)。ANSパネルは、この影響に基づき、SCF(1997)が設定したADIは公衆衛生の保護に十分であると結論づけました。
・亜硝酸塩
 ANSパネルは、ADIを0.07mg/kg体重/日と算出しました(訳注:これにより、欧州連合(EU)域内の亜硝酸塩のADIは、亜硝酸イオンとして0.07mg/kg体重/日と決定されました)。これは、JECFAが設定した安全レベルに該当し、また、SCFが導き出したやや保守的な(訳注:より安全側に立った)これまでのADI0.06 mg/kg体重/日に近似したものです。これは、硝酸塩と同様に、食品添加物として喫食した後のメトヘモグロビンの血中濃度の上昇に基づいたものです。
6. ニトロソアミン類についてEFSAが分かったこととは?
 亜硝酸塩類(食品添加物として使用した場合を含む)は、ニトロソアミン類として知られる化合物グループ(一部は発がん性)の生成に寄与します。
 ANSパネルは、多くの保守的な仮定条件(即ち、最悪のシナリオ)を当てはめた上で、食肉製品に認められている濃度で添加される亜硝酸塩類に起因する体内におけるニトロソアミン類の生成量は、ヒトの健康に対する懸念としては低いものであると結論づけました。
 更にANSパネルは、環境汚染等の他の発生源により食肉製品に非意図的に含まれている亜硝酸塩も、ニトロソアミン類の生成量に寄与し得ることに留意しました。EFSAの専門家らは、ニトロソアミン類のレベルは、潜在的な健康懸念を引き起こす可能性があるが、この複雑な領域における不確実性や知識不足に対処するために更なる調査が必要であると結論づけました。
7. 主な結論とは?
 EFSAの専門家らは、利用可能な科学的根拠に基づき、食肉及びその他の食品に添加される亜硝酸塩類及び硝酸塩類についての既存の安全レベルは、消費者を十分に保護するものであると結論づけました。専門家らは、より現実的なデータ(即ち、食品中の実際の濃度)を用いて、食品添加物としての用途のみに由来する硝酸塩への消費者のばく露量は、食品中の硝酸塩への総ばく露量の5%未満であり、ADIを超えないと推定しました。食品添加物として使用される亜硝酸塩類へのばく露量は、これらの添加物を含んでいる食品の喫食量が多い小児におけるADIの僅かな超過を除き、(訳注:年齢や性別等)全ての人口集団にとって安全なレベルの範囲内にある、と専門家らは推定しました。
 食事経由の硝酸塩の全ての供給源(食品添加物、食品中に天然に存在するもの及び環境汚染物質)を検討すると、ばく露量が中程度から高いレベルの全ての年齢層の人々においてADIを超える可能性があります。全ての食事源に由来する亜硝酸塩へのばく露量は、乳児、幼児及び小児の平均的ばく露群、並びに全ての年齢層の高ばく露群においてADIを超える可能性があります。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/corporate_publications/files/nitrates-nitrites-170614.pdf

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