食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04720470149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EC)No1924/2006の第13条(5)に従って、クルクミンと関節の正常機能:健康強調表示の評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年5月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月8日、規則(EC)No1924/2006の第13条(5)に従って、クルクミンと関節の正常機能:健康強調表示の評価に関する科学的意見書を公表した(9ページ、4月4日採択)。概要は以下のとおり。
 フィンランドの所轄官庁経由で、規則(EC)No1924/2006の第13条(5)に従って健康強調表示の認可のために提出されたSuomen Terveysravinto Oyからの申請を受けて、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、クルクミンと関節の正常機能に関連した健康強調表示の科学的実証に関する意見を述べるよう要請された。健康強調表示の対象として提案された食品は、クルクミンである。パネルは、クルクミンが十分に特徴付けられていると考える。申請者から提案された強調表示の効果は、「炎症のバイオマーカーの低減による関節の正常機能」である。申請者から提案された標的集団は、一般集団である。強調表示の効果が関節の正常機能に関連しているか又はむしろ炎症の低減に関連しているか明確化するようにとのEFSAからの要請で、申請者は回答においてこの問題に対処しなかった。パネルは、強調表示の効果は関節の維持に言及していると見なす。パネルは、関節機能の維持が有益な生理学的効果であると考える。パネルは、変形性関節炎又はリウマチ性関節炎の患者において実施した15のヒト介入研究及び肥満の被験者における血清サイトカインに関する1つの研究から強調表示の科学的実証の結論が出せないと考える。ヒトにおける関節の正常機能に対するクルクミンの効果に関するエビデンスが無い場合、申請者から提出されたクルクミン薬物動態、安全性及び機構研究、動物研究並びにin vitro研究に関するヒト研究の結果は、強調表示の科学的実証のためのデータソースとして使用できない。パネルは、因果関係がクルクミンの摂取と関節機能の維持の間に確立されていないと結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4774
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