食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04720450149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品(NF)成分としてのクランベリーエキス粉末の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年5月12日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月12日、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品(NF)成分としてのクランベリーエキス粉末の安全性に関する科学的意見書を公表した(17ページ、4月4日採択)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)の要請を受けて、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、欧州議会及び理事会の規則(EC)No 258/97に従って提出されたNFとしての「クランベリーエキス粉末」に関する意見を述べるよう依頼された。当該NFは、約55~60%のプロアントシアニジン類(PACs)を含む。パネルは、NFの組成、仕様、バッチ間の変動及び安定性に関して提供された情報は十分で、安全性に関する懸念は生じないと考える。クランベリーエキス粉末は、フェノール性各成分を保持する吸着性樹脂カラムを使用したエタノール抽出を通してクランベリー濃縮ジュースから作られる。
 パネルは、製造工程が十分説明されておりNFの安全性に関する懸念を生じないと考える。NFは、サービング毎に80mgPACsを提供するように飲料及びヨーグルトに添加されることを意図されている。標的集団は、一般成人である。全ての提案された食品使用からの全使用者の摂取量の平均及び95パーセンタイル推定値は、成人女性では各々68及び192mg/日、成人男性では各々74及び219mg/日である。NFの組成及び意図する使用レベルを考慮すると、パネルは、NFの摂取は栄養的に不都合はないと考える。NFに関する動物毒性学的研究は実施されなかったが、クランベリー製品で多くのヒト臨床研究が実施された。組成、製造工程、摂取量、ソースの摂取歴及びヒトのデータを考慮すると、パネルは、提出されたデータに安全性懸念の根拠はないと考える。パネルは、クランベリーエキス粉末が提案された用途及び使用レベルにおける食品成分として安全であると結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4777
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