食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04710800149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Monsanto Europe S.A.からの遺伝子組換え(genetically modified)トウモロコシ(maize)MON810の2015年の栽培に関する年次市販後環境監視(PMEM)報告について科学的意見書を公表
資料日付 2017年5月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月8日、Monsanto Europe S.A.からの遺伝子組換え(genetically modified)トウモロコシ(maize)MON810の2015年の栽培に関する年次市販後環境監視(PMEM)報告について科学的意見書を公表した(27ページ、4月5日採択)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)の要請を受けて、EFSAのGMOパネルはMonsanto Europe S.A.から提供されたCry1Ab発現トウモロコシイベントMON810の2015年生育期年次PMEM報告を評価した。GMOパネルは、EFSAに提出された害虫抵抗性監視データが2015年生育期においてイベリア半島にあるほ場のアワノメイガ(corn borer)個体群のCry1Abたん白質への感受性低下を示していないと結論付ける。しかしながら、以前のPMEM報告と比較して害虫抵抗性監視手法には依然として変化が無かったので、GMOパネルは十分な検出感度を提供するよう抵抗性監視に関する以前の勧告を繰り返すものである。生産性(product performance)に関する苦情を報告する農業従事者警告制度が実験室でのバイオアッセイから得た情報を補完し得るが、GMOパネルは、現在その有用性を評価する立場に無いので、承認保持者(consent holder)にこの補完抵抗性監視ツールに関する更なる情報の提供を奨励する。一般調査活動(GS)のデータは、ヒト及び動物の健康あるいは環境に関して、トウモロコシMON810の栽培から生じるいかなる予期せぬ悪影響も示していない。GMOパネルは、農業従事者へのアンケートの分析に関する以前の勧告を強調し、承認保持者に今後の年次PMEM報告書では文献検索の実施及び報告に関するより詳細な情報を提供するよう助言する。加えて、GMOパネルは、関係者に引き続き現存のネットワークを利用して環境監視のより広い意味での手法の枠組みを開発するよう奨励する。GMOパネルは、承認保持者が実施したトウモロコシMON810のケース特定の監視(CSM)及びGS活動が、トウモロコシMON810の安全性に関して以前のGMOパネルの評価を無効にするようなエビデンスを提供しないと結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4805
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