食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04710620297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、スペインで4月27日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する情報を公表
資料日付 2017年5月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(OIE)は5月12日、スペインで4月27日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する即時通知(最終報告)(immediate notification(final report))の情報を公表した。概要は以下のとおり。
1.報告の種類:即時通知(最終報告)(immediate notification(final report))
2.発見日:2017年4月27日
3.BSE確認日:2017年5月5日
4.事案解決日:2017年5月10日
5.届出理由:リスト記載疾病の再発
6.前回の発生日:2017年3月10日
7.疾病の徴候:無症候感染
8.原因病原体:プリオン(非定型BSE L型)
9.診断:臨床検査(高度)
10.本事案は国内の1地域に限定。
I.本事案
1.発生地:Camargo
, カンタブリア県
, カンタブリア州
2.アウトブレイク発見日:2017年4月27日
3.アウトブレイク状況:解決済み(2017年5月10日)
4.疫学的ユニット:農場
5.患畜:ウシ、感染可能性(susceptible) 51頭、症例 1頭、死亡 0、殺処分 1頭、と畜 0
6.発症群:L型BSE陽性症例1頭。コホート牛は特定地域に限定されている。調査が継続中。
Ⅱ.疫学
1.アウトブレイク源又は感染源:不明又は不確定
2.疫学的コメント:4月28日、アルヘテ(Algete)中央獣医検査所(UNE-EN ISO/IEC 17025:2005の下に全ての伝達性海綿状脳症(TSE)診断検査のために認定されたTSEの国立レファレンス研究所)は、Bio-Rad TeSeE SAP簡易検査により陽性結果が出た後、カンタブリア地域認定家畜衛生検査所(公的地域検査所)からBSE陽性が疑われるウシの脳幹の検体を受け取った。国立リファレンス研究所は、規則(EU)No.1148/2014に従って認定された確認検査を行った。選択された検査は、ウエスタンブロット(Prionics)及びELISA(TeSeE SAP Bio-Rad)であった。両方の検査で陽性結果が出た後、国立リファレンス研究所は5月5日、免疫ブロット法によるBSE系統を判別する検査を行い、非定型BSE L型の結果を得た。検体は、国立TSEサーベイランスプログラム(48か月齢超の死亡又は非と畜動物のサンプリング)内に持ち込まれた。患畜は2002年2月25日生まれの交雑種(conjunto mestizo)雌牛であった。
Ⅲ.管理措置
1.適用された措置:国内移動規制;トレーサビリティ;と体、副産物及び廃棄物の公的処分;選択的殺処分;消毒;ワクチン禁止;患畜の無治療
2.今後適用される措置:家畜製品の公的処分
 診断検査結果
 5月5日アルヘテ(Algete)の中央獣医検査所(国立検査所)にて、electroimmunotransfer blot assay (EITB)陽性
 5月5日アルヘテ(Algete)の中央獣医検査所(国立検査所)にて、ウエスタンブロット陽性
 今後の報告:本事案は解決された。今後の報告の提出はない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(OIE)
URL http://www.oie.int/wahis_2/public/wahid.php/Reviewreport/Review?page_refer=MapFullEventReport&reportid=23747
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