食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04710160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、大麦(Hordeum vulgare)由来のβ-アミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年5月10日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月10日、大麦(Hordeum vulgare)由来のβ-アミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 今回のβ-アミラーゼは、幾つかの食品加工工程、即ちベーキング及び醸造工程、アルコール製造の蒸留並びにグルコースシロップ製造のためのでん粉加工に使用することを意図している。当該食品用酵素について提供された組成データは十分であると見なした。製造工程は安全性の懸念を引き起こさない。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、大麦の食用部位由来の食品用酵素であるため、食品用酵素に関する指針の必須条件と合致して、当該食品用酵素の毒性データの提供は必要ないと認めた。大麦はグルテンを含んだ穀類として知られているが、当該食品用酵素中のグルテン含有量は、今回使用した分析法の検出下限値を下回ること及び「グルテンフリー」の加工品に対する20mg/kgの閾値を十分に下回ることが見出された。
 更に、アレルゲン性の可能性を、β-アミラーゼのアミノ酸配列と既知のアレルゲンのアミノ酸配列の類似性を調べることにより評価し、合致するものは見出されなかった。
 CEFパネルは、当該食品用酵素が意図した使用条件下では、安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4756
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