食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04700290294
タイトル 世界保健機関(WHO)、現在の鳥インフルエンザウイルスによる感染者情報を公表
資料日付 2017年4月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は4月20日、現在の鳥インフルエンザウイルスによる感染者情報を公表した。概要は以下のとおり。
1.A(H5)ウイルスによる感染状況
 前回の更新(3月16日)以降、新たなA(H5N1)ウイルスの感染検査確定症例の報告は無かった。インフルエンザA(H5)亜型ウイルスは、ヒトで発症する可能性があるが、今までインフルエンザA(H5N1)及びA(H5N6)ウイルス以外はヒトの症例が報告されていない。国際獣疫事務局(OIE)が受けた報告によると、様々なインフルエンザA(H5)亜型ウイルスがアフリカ、欧州及びアジアで引き続き鳥から検出されている。
2.A(H7N9)ウイルスによる感染状況
 今回の報告期間(3月16日~4月20日)に、中国から86人のA(H7N9)ウイルスの検査確定症例の届出があった。
 4月20日現在、少なくとも534人の死亡を含め、合計1
,393人のA(H7N9)ウイルスによるヒト感染確定症例の届出があった。
 WHOは、更にヒトの症例が予想されるが、このウイルスはヒトからヒトへ持続的な感染能力を獲得していないと分析している。
3.A(H9N2)ウイルスによる感染状況
 中国から甘粛省の11か月の男児1人の新たなA(H9N2)ウイルスの検査確定症例の届出があった。症例は2月6日、軽症で入院せずに回復した。彼は、発症前庭先飼育の家きんへのばく露があった。2016年12月以来、鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染のヒト症例が報告されたのは初めてで、甘粛省から報告された初めてのヒト症例である。中国では、鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスは家きんの風土病である。
 WHOは、更にヒトの症例が予想されるが、このウイルスはヒトからヒトへ持続的な感染能力を獲得していないと分析している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_04_20_2017.pdf?ua=1
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。