食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04670380297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、スペインで2月22日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する通知情報を公表
資料日付 2017年3月10日
分類１ -
分類２ -
概要（記事） 　国際獣疫事務局(OIE)は3月10日、スペインで2月22日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する即時通知(最終報告)(immediate notification(final report))の情報を公表した。概要は以下のとおり。
1.報告の種類：即時通知(最終報告)(immediate notification(final report))
2.発見日：2017年2月22日
3.BSE確認日：2017年3月1日
4.事例解決日：2017年3月10日
5.届出理由：リスト記載疾病の再発
6.前回の発生日：2016年3月3日
7.疾病の徴候：無症候感染
8.原因病原体：プリオン(非定型BSE　L型)
9.診断：臨床検査(高度)
10.この事例は、全国に関連する。
I.本事例
1.発生地：Horcajo Medianero
, Salamanca
, Castilla y Leon
2.アウトブレイク発見日：2017年2月22日
3.アウトブレイク状況：解決済み(2017年3月10日)
4.疫学的ユニット：農場
5.患畜：ウシ、感染可能(susceptible)　134頭、症例　1頭、死亡　0、殺処分　1頭、と畜　0
6.発症群：陽性症例1頭。コホート牛3頭が生存。調査が継続中。
Ⅱ．疫学
1.アウトブレイク源又は感染源：不明又は不確定
2.疫学的コメント：2月23日、アルヘテ(Algete)中央獣医検査所(UNE-EN ISO/IEC 17025:2005の下に全ての伝達性海綿状脳症(TSE)診断検査のために認定されたTSEの国立レファレンス研究所)は、Bio-Rad TeSeE SAP簡易検査により陽性結果が出た後、Castilla y Leonの地域認定家畜衛生検査所(公的地域検査所)からウシの脳幹の検体を受け取った。国立レファレンス研究所は、規則(EU)No.1148/2014に従って認定された確認検査を行った。選択された検査は、Idex HerdCheck BSE/Scrapie 抗原検査キット及びウエスタンブロット(Prionics)であった。BSE確認後、国立レファレンス研究所は3月1日、免疫ブロットによるBSE系統を判別する検査に進み、非定型BSE　L型の結果を得た。検体は、国立TSEサーベイランスプログラム(48か月齢超の死亡又は食用と畜されなかった動物のサンプリング)内に持ち込まれた。患畜は2003年1月12日生まれの交雑種雌牛であった。
Ⅲ．管理措置
1.適用された措置：国内移動規制；消毒；トレーサビリティ；と体、副産物及び廃棄物の公的処分；修正された根絶；ワクチン禁止；患畜の無治療
2.今後適用される措置：家畜製品の公的処分
　診断検査結果
　3月1日アルヘテ(Algete)の中央獣医検査所(国立検査所)にて、electroimmunotransfer blot assay 陽性
　2月27日アルヘテ(Algete)の中央獣医検査所(国立検査所)にて、ウエスタンブロット陽性
　今後の報告：事例は解決された。更なる報告は提出されない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源（公的機関） 国際獣疫事務局（OIE）
情報源（報道） 国際獣疫事務局（OIE）
URL http://www.oie.int/wahis_2/public/wahid.php/Reviewreport/Review?page_refer=MapFullEventReport&reportid=23176
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