食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04670360344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、嚢虫症に感染した牛の肉への消費者のばく露評価に関する報告書を発表
資料日付 2017年3月9日
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分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は3月9日、嚢虫症に感染した牛の肉の消費者のばく露評価に関する報告書を発表した。
 本研究では、と畜場で汚染された牛肉の実際の汚染率の新たなデータ(これまでのデータは0.28%であるが牛の嚢虫症の死後の検出方法の評価と(EIDRUC)の研究プロジェクト(2012~2015)によると40.1%)を考慮し、生もしくは不十分に加熱された牛肉の喫食による牛嚢虫症へのベルギー消費者のばく露量を推定した。
 嚢虫症の牛への消費者のばく露の推定は、フードチェーンに毎年入る嚢虫数の推定及びベルギーの消費者による生もしくは加熱不十分な肉の喫食に基づいて、Rモデル(https://www.r-project.org)によって実施された。
 ベルギーのフードチェーン(生の牛肉の摂取)に入る嚢虫数は137
,843匹と推定される。これらの肉は生で、又は加熱後、あるいは不十分な加熱後喫食される。最も多くの場合1人につき1か月間に生の牛肉を57.6g喫食していると考えると、開発したモデルによれば年間11
,731人が感染すると推測される。ベルギー人が平均的に1か月間に57.6gの牛肉を喫食すると年間の感染率は0.001035(996年に1人の感染)である。多く喫食する者(1週間に生の牛肉100gを喫食)については年間の感染率は、0.0078で、128年に1人の感染に匹敵する。しかし非常に多く摂取する者(1日に生の牛肉500gを喫食)は年間の感染率は0.2734で、3.66年に1人の感染に匹敵する。
 嚢虫症の牛への消費者のばく露を低減し、牛の嚢虫症の発生率を低減するための管理オプションが提案された。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/2017/_documents/Avis04-2017_SciCom2016-05_Cysticercose_001.pdf
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