食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04670200104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、I.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butterに関連した志賀毒素産生性大腸菌 O157:H7感染症の複数州における集団発生に関して公表
資料日付 2017年3月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は、I.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butter※に関連した志賀毒素産生性大腸菌 O157:H7感染症の複数州における集団発生に関して公表した。概要は以下のとおり。
Ⅰ.3月3日付
1. CDC、複数州及び米国食品医薬品庁(FDA)は、志賀毒素産生性大腸菌 O157:H7(STEC O157:H7)感染症の複数州における集団発生に関して調査している。
(1) 5州から12人のSTEC O157:H7集団感染株の感染症例が報告された。
(2) 発症は、1月6日から2月15日であった。
(3) 6人が入院し、4人が腎不全の一つである溶血性尿毒症症候群を発症したが、死亡者は報告されなかった。
(4) この集団発生の12人(年齢は2歳から48歳、年齢中央値8歳)の患者の内11人が18歳未満で、58%が男性であった。
2. 現時点で入手可能な疫学的エビデンスは、I.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butterが集団発生の原因の可能性が高い(likely)ことを示している。I.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butterは、大腸菌O157:H7に汚染されている可能性があり(may)、罹患の可能性がある。
(1) 聞き取り調査をした9人の内全員が、I.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butterを発症の前の週に自宅で摂取(5人)、あるいはI.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butter又はI.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butterでコーティングしたグラノーラを供した保育所に通った(4人)と報告した。
3.CDCは、いかなるI.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butterの種類及びサイズ又はI.M. Healthy社ブランドのSoyNut Butterでコーティングしたグラノーラを、消費者は摂取しないよう、保育所、学校及び他の施設は供さないよう勧告する。
(1) SoyNut Butter又はグラノーラの一部を摂取又は供して誰も病気にならなかったとしても、残りの製品は処分すること。子供、ペットあるいは他の動物が摂取しないように密封された袋に詰めて廃棄すること。
Ⅱ.3月7日付
1.3月3日の前回の更新情報以来、4州から更に4人の患者が報告された。最後の発症は2月21日であった。
2.更に入院が2人及び溶血性尿毒症症候群が1人報告された。
3.SoyNut Butter Companyは3月7日、全ての種類のI.M. Healthy SoyNut Butter及び全ての種類のI.M. Healthy Granola製品をリコールした。
Ⅲ.3月13日付
 SoyNut Butter Companyは3月10日、SoyNut Butter製品のリコールを拡大してDixie Diner’s ClubブランドのCarb Not Beanit Butterを追加した。
 米国食品医薬品庁(FDA)からの情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/Safety/Recalls/ucm545368.htm
https://www.fda.gov/Safety/Recalls/ucm546130.htm
※SoyNut Butter:ピーナッツ、ナッツ類、ゴマ、ヒマワリ、乳製品、卵、グルテン、魚介類を含まない、炒り大豆を用いたナッツバター様の製品。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/ecoli/2017/o157h7-03-17/index.html
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