食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04670180302 |
| タイトル | 米国農務省(USDA)農業研究局(ARS)、蒸気でメロンがより安全になると公表 |
| 資料日付 | 2017年3月2日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 米国農務省(USDA)農業研究局(ARS)は3月2日、蒸気でメロンがより安全になると公表した。概要は以下のとおり。 蒸気は、従来の除去方法より効果的にカンタロープの大腸菌、サルモネラ属菌及びリステリア菌に効く。ペンシルバニア州のARS研究者は、そのような研究結果を得た。 ARSのDike Ukukuらは、壁紙をはがすことや屋外グリルを洗浄するよう設計された比較的安価な蒸気クリーナーが、カンタロープの大腸菌、サルモネラ属菌及びリステリア菌を既存の洗浄剤及び塩素処理よりもより効果的に取り除くことができると実証した。 ARSの研究では、大腸菌、サルモネラ属菌及びリステリア菌株を接種した溶液槽にカンタロープを浸漬し、乾燥及び冷蔵後、市販のパワースチーマーで洗浄した。この技術は、表面の病原菌を殺菌するのに十分な熱を産出したが、果物を損傷しなかった。 蒸気処理をしたメロンの表面の病原菌レベルは、未処理のメロンのそれよりも概して1 ,000倍低かった。カンタロープの小さく切った小片の病原菌は、検出できないほど低減した。蒸気処理をしたカンタロープの病原菌レベルは、塩素殺菌をしたカンタロープのそれよりも約100倍低かった。 Ukukuは、製造加工業者及び販売業者がカンタロープが洗浄機に入れられた時又は処理中にベルトコンベヤーに移された時に蒸気を利用できる、と語る。この技術は、スイカ、ハネデューメロン、キュウリ及びベビーキャロットも有効的に殺菌できる。 新技術は、毎年100万人近くの感染者及び100人超の死亡の原因となる汚染青果物による多くの集団食中毒を低減できる。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源（公的機関） | 米国農務省(USDA) |
| 情報源（報道） | 米国農務省(USDA) |
| URL | https://www.ars.usda.gov/news-events/news/research-news/2017/making-melons-safer-with-steam/ |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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