食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04670160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料中で使用する脂肪酸由来のメチル基を分岐した直鎖状の炭素数14個から18個のアルカンアミドの混合物の安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年2月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月27日、食品接触材料中で使用する脂肪酸由来のメチル基を分岐した直鎖状の炭素数14個から18個のアルカンアミドの混合物の安全性評価に関する科学的意見書を公表した。
 最終製品は、短時間の加熱を含み、室温で長期間貯蔵する、脂肪分の多い食品以外と接触することを意図している。ポリオレフィンの製造条件下における熱分解は予想されない。当該物質を0.37%含む低密度ポリエチレン(LDPE)から3%酢酸及び10%エタノールへの特定移行は、最大で0.68mg/kgであった。
 細菌の変異原性試験及びin vivo小核試験での陰性の結果に基づき、当該物質の遺伝毒性の可能性を示すエビデンスは無い。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、当該物質の28日間試験に基づき、慢性ばく露で当該物質のゆっくりした加水分解による分岐したアミド化合物の蓄積の可能性による毒性作用についての不確実性を包含するため、起こる可能性のある5mg/kg食品の移行レベルにおいての消費者に対する最大ばく露量と無毒性量(NOAEL)間に十分な安全マージンがあることに留意した。
 CEFパネルは、当該物質が、脂肪分の多い食品以外の全ての食品と接触することを意図したポリオレフィン製品の製造に使用され、移行が5mg/kg食品を超えないならば、消費者にとって安全性の懸念はないと結論付けた。5mg/kg食品の移行には、n-ステアリン酸アミドを適用すべきでない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4724
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