食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04660330294
タイトル 世界保健機関(WHO)、台湾の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染者情報を更新
資料日付 2017年2月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は2月22日、台湾の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染者情報を更新した。概要は以下のとおり。
 台湾衛生福利部疾病管制署(台北CDC)から2月4日、1人の感染確定症例の届出があった。これは、台北CDCから報告されたヒトにおける鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスの5症例目である。
 患者の69歳男性は2016年9月18日から2017年1月25日、広東省陽江市に旅行した。彼は1月23日、広東省で発熱及び悪寒を発症した。患者は1月25日、台湾に戻り緊急治療室を訪れた。医療相談中、発熱も肺炎も認められず、中咽頭の検体は、インフルエンザ簡易検査で陰性であった。翌日、PCR検査の追加検体が採取され、検査で鳥インフルエンザAウイルス陰性であった。
 彼は2月1日、発熱、湿性咳嗽及び呼吸困難のため再び緊急治療室を訪れた。両側性肺炎と診断され、彼は呼吸器不全のため挿管された。2月2日、追加の痰の検体が採取され、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス陽性であった。
 当該症例の検出後の接触者追跡では、中国本土の彼の同僚6人中2人が上気道症状があったが治療後に回復した。報告時、症例の2人の家族は、無症状であった。
 今のところこの患者の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスへのばく露源は、特定されていない。彼は、広東省滞在中の生鳥又は生鳥市場へのばく露を否定した。患者は、その他の疑わしい疾病患者へのばく露も否定した。彼は、台湾に戻った後自宅又は病院にとどまっている。
 2013年初頭から、合計1
,223人の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染確定症例が報告されている。
 この症例総数は、台北CDCから報告された5症例、香港衛生署衛生防護センター(CHP)からの20症例、マカオ特別自治区(SAR)からの1症例、カナダからの2症例及びマレーシアからの1症例を含む。
 WHOは、このウイルスの更なる共同体レベルでの蔓延の可能性は低いと分析している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/22-february-2017-ah7n9-china/en/
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。