食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04650670149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する大腸菌CGMCC 3705株を用いた発酵により生産されるL-リジン硫酸塩の安全性に関する意見書を公表
資料日付 2017年2月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月10日、全動物種に使用する大腸菌CGMCC 3705株を用いた発酵により生産されるL-リジン硫酸塩の安全性に関する意見書(2017年1月26日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は2015年に、全動物種用栄養添加物としての当該添加物の安全性及び有効性に関する意見書を公表している。同パネルは、完全配合飼料中に最大1%で添加することは、全動物種に対して安全であると結論付けた。
 飼料への使用は消費者又は環境に対するリスクとはならない。
 申請者が当初提案した規格は最小リジン含有量が55%であったが、FEEDAPパネルは、技術書類一式にあるデータに基づき、L-リジン含有量65%以上を当該添加物の規格とすべきと提言した。申請者は、最小L-リジン含有量を55%とするL-リジン硫酸塩の認可を求めている。評価を完結するため、申請者に対し補足情報提出の機会が与えられた。L-リジンを55%以上含む当該添加物の特徴付けに関する追加データからは、当該製品の99%超が既に分かっている成分で構成されていることが示された。このことは、現在の濃度では安全性への懸念は生じないことを示している。
 従ってFEEDAPパネルは、以前の結論は大腸菌CGMCC 3705株を用いて生産されるL-リジン製品(L-リジン最小含有量55%)に適用されると考える。具体的には、同パネルは、L-リジン硫酸塩を最大1%で完全配合飼料中に使用することは全動物種に対して安全であると考えられる、又、飼料への使用は消費者又は環境に対するリスクとはならないと結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4714/full
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