食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04630430335
タイトル アイルランド農業・食料・海洋省(DAFM)、非定型牛海綿状脳症(BSE)が確認された旨を公表(2017年:1頭目 非定型)
資料日付 2017年1月18日
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概要(記事)  アイルランド農業・食料・海洋省(DAFM)は1月18日、非定型牛海綿状脳症(BSE)が確認された旨を公表した(プレスリリースNo.05/17)。概要は以下のとおり。
1.DAFMは本日、廃牛処理場での死亡牛(農場で死亡した牛)サーベイランスを通して18歳の乳用雌牛(cow)1頭の「非定型BSE」症例が特定されたことを確認した。
 当該患畜は、同省認定の民間検査機関が先週末に行ったスクリーニング検査で結果が陽性であり、その後、同省の検査機関が行うフォローアップ確認検査の対象となった。
 当該BSE症例が確認されたことに関連する公衆衛生上のリスクは無い。一連の包括的な公衆衛生管理が実施されている。当該患畜はフードチェーンから排除され、と体は焼却処理される。
 今回の非定型BSE症例の発表による、アイルランドの現在の国際獣疫事務局(OIE)の「管理されたBSEリスク国」ステータス又は貿易上のステータスへの影響は無い。
2.非定型BSEは、高齢牛に高頻度で散発的に発生している。2000年初頭に、家畜に対する大規模BSE検査が実施された後に欧州で初めて確認された。
・欧州連合(EU)では、2003~2015年に非定型BSE感染牛が101頭確認されている。同時期に確認された定型BSE感染牛は合計で2
,999頭であった。
・BSE患畜は、全期間に亘り、非常に低い及び比較的一定のレベル(2~11頭/年)で発生している。
・一方で、定型BSE患畜感染頭数は、2003年以降、着実に減少している。
・EUにおいて分かっている全ての非定型BSE症例は、6歳超の牛で確認されている。
・アイルランドでは、当該時期の13年間で3頭の非定型BSE感染牛が確認されている(定型BSE感染牛は145頭)。後ろ向き調査の結果、2002年に発生した症例のうちの1例が非定型BSEであると分かったことから、アイルランドで確認された非定型BSE感染牛は、合計で4頭となる。
・非定型BSEは、ブラジル(2頭)及び米国(3頭)でも確認されている。
3.BSEは、牛から牛へ水平感染しない。今回確認された患畜から他の牛への感染リスクは無い。
地域 欧州
国・地方 アイルランド
情報源(公的機関) アイルランド農業・食糧省
情報源(報道) アイルランド農業・食料・海洋省(DAFM)
URL http://www.agriculture.gov.ie/media/migration/press/pressreleases/2017/january/PR052017180117.pdf
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