食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04620850450 |
タイトル | Eurosurveillance:「2012~2013年の欧州リファレンスラボでの食中毒病原体分子型別の評価」 |
資料日付 | 2016年12月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 21 , Issue 50 , 15 December 2016)に掲載された調査報告書「2012~2013年の欧州リファレンスラボでの食中毒病原体分子型別の評価(Evaluation of molecular typing of foodborne pathogens in European reference laboratories from 2012 to 2013)、著者S Schjorring(Statens Serum Institut (SSI) , デンマーク)ら」の概要は以下のとおり。 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2012年、欧州の国立公衆衛生リファレンスラボを含めた分子型別法の外部品質評価(EQA)計画を開始した。これらのEQA計画の全体的な目的は、分子型別法の品質と比較可能性を評価し向上させることで、欧州の食中毒病原体のサーベイランスを強化しようというものである。EQAはデンマーク国立血清学研究所(Statens Serum Institut: SSI)によって組織され、Salmonella enterica subsp. enterica、ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)及びListeria monocytogenesが含まれている。ラボ間で比較可能なパルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)画像が、リステリアは参加ラボ17か所のうち10か所から、サルモネラ属菌は25か所のうち15か所から得られたが、VTECは20か所のうちの僅か9か所のみであった。大きな課題はPFGEの稼働条件及び画像取得の誤った使用方法であった。ゲルの解析は与えられた指示書に良く従って実施されていた。更に、S. Typhimuriumについては多座可変数タンデム反復分析(multilocus variable-number tandem repeat analysis , MLVA)法を評価した。15の検査所のうち9か所が全分析株の正解結果を提出し、4か所は1株のみが困難であった。 結論として、PFGE法、MLVA法は共に品質にばらつきが出る傾向がある。よって公衆衛生部門での食中毒病原体の分子型別法の標準化及び検査所結果の評価は引き続き行う必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=22673 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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