食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04620770344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、トウモロコシ以外の穀物及び穀物由来食品中のフモニシンB1とB2の総量に係る介入基準値(action limit)に関する意見書を発表した。
資料日付 2016年12月8日
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分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は12月8日、トウモロコシ以外の穀物及び穀物由来食品中のフモニシンB1とB2の総量に係る介入基準値(action limit)に関する意見書を発表した。
 フモニシンは穀類を汚染する可能性のあるマイコトキシンである。フモニシンB1は肝毒性及び腎毒性があり、神経変性を引き起こす可能性がある。
 2016年に収穫された穀類にフサリウム症が発生したことからAFSCAは2016年及び2017年の検査プログラムにおいてトウモロコシに加え穀類に含まれるフモニシンB1とB2を検査することを望んでいる。しかし、トウモロコシの他に穀類及び穀類由来食品に含まれるフモニシンB1とB2の総量の介入基準値は設定されていない。
 乳児用食品、コムギ、ライ麦、燕麦、小麦粉、ライ麦粉、パン、オートミール、朝食用シリアル、ビスケット(シリアルバー)、穀類のふすまに含まれるフモニシンB1とB2に関する分析を実施するために、トウモロコシの他に穀類及び穀類由来食品中のフモニシンB1とB2の総量の介入基準値を設定するよう科学委員会は諮問を受けた。
 介入基準値は、フモニシンB1、B2、B3に関する暫定最大耐容一日摂取量(PMTDI)2μg/kg体重/日を様々な食品の97.5パーセンタイルにおける摂取量で割った値で算出した。一部の値は、トウモロコシ及びトウモロコシ由来食品に関してEC規則(No.1881/2006)によって設定された最大含量と一貫性を保つために調整された。
 科学委員会は、乳児用食品、コムギ、ライ麦、燕麦、小麦粉、ライ麦粉、パン、オートミール、朝食用シリアル、ビスケット(シリアルバー)、穀類に関する介入基準値を提案した。これらの介入基準値はフモニシンB1及びB2への食事ばく露に関連する慢性的なリスクに基づいている。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/2016/_documents/Avisrapide14-2016_SciCom_2016-23_Fumonisines.pdf
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