食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04580750482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、一般向けの月刊ニュースレター「Food Safety Focus」2016年10月号を発行
資料日付 2016年10月19日
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概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは10月19日、中国語・英語併記による月刊ニュースレター「Food Safety Focus」の10月号(第123号、PDF版4ページ)を発行した。
1. 注目の出来事:生食に供される魚類中の寄生虫
2. 食品安全プラットフォーム:食品表示を理解する-食物アレルギー
 香港の規則はコーデックス委員会が定める国際規格と同じで、重篤な反応と食物アレルギーのほとんどの症例の原因となる8つの食品・食品原材料について、包装済み食品にこれらが含まれる場合はラベル上にはっきりと表示しなければならないと規定している。(訳注:表示が義務付けられるのは、a.グルテンを含む穀類及びその製品 b. 魚及び魚製品 c. 卵及び卵製品 d. ピーナッツ、大豆及びその製品 e. 甲殻類およびその製品  f. 木の実及びその製品 g. 乳・乳製品(ラクトースを含むもの) h. 亜硫酸塩を10mg/kg以上含む食品)
3. 食品事故ハイライト
(1)月餅中のアフラトキシン
(2)ザリガニに含まれる横紋筋融解症を引き起こす可能性のある毒素
 香港衛生署衛生防護センターは先ごろ、中国深?市において加熱調理したザリガニを喫食し横紋筋融解症を発症した事例を2件報告した。横紋筋融解症は腎障害やその他の合併症を招くことがある。
 中国及び米国ではザリガニ(アメリカザリガニ、学名はProcambarus clarkii)の喫食による横紋筋融解症の発症事例が報告されており、ザリガニの体内に蓄積した未知の耐熱性毒素によるものと推測されている。
1)業界への助言
 当局に管理監督されている養殖場及び信用できる輸出業者から活きがいいザリガニを購入する。HACCP(又は同様の食品安全管理システム)を導入した加工企業からザリガニ製品を購入する。販売又は輸入する食品がヒトの食用に適していることを確保する。
2)消費者への助言
 ザリガニはきれいに洗い、十分に加熱する。信用できる供給業者から新鮮なザリガニを購入する。ザリガニは食べ過ぎないようにし、頭や内臓は食べてはならない。
4. リスクコミュニケーション関連業務の概要
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/FSF123_2016_10_19.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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