食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04570560149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、トウモロコシ(maize)イベントMON810、Bt11、1507及びGA21の栽培に関する以前の環境リスク評価の結論及びリスク管理勧告に対するスペイン及びフランスのトウモロコシ(maize)圃場に発生したテオシントに関する新しい科学的エビデンスの妥当性について公表
資料日付 2016年9月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月29日、トウモロコシ(maize)イベントMON810、Bt11、1507及びGA21の栽培に関する以前の環境リスク評価の結論及びリスク管理勧告に対する、スペイン及びフランスのトウモロコシ(maize)圃場に発生したテオシント(訳注:ブタモロコシとも呼ばれるトウモロコシ類)に関する新しい科学的エビデンスの妥当性について公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)の要請を受けて、EFSAはテオシントと遺伝子組換えトウモロコシMON810、Bt11、1507及びGA21の栽培との関連性について入手可能な科学的情報を評価した。欧州連合(EU)内のテオシントの存在は、スペイン及びフランスのトウモロコシ(maize)圃場で報告されている。テオシントはEUに本来存在するものではないので、保護を要する環境の懸念は無い。むしろ栽培品種のトウモロコシと競合する可能性のある雑草と見なされており、管理及び/もしくは根絶措置の対象である。遺伝子組換えトウモロコシ及びテオシントが同じ場所で成長する場合、トウモロコシMON810、Bt11、1507及びGA21の栽培により有害になる経路を検討した。各経路において、環境に被害が生じるとは考えられない(unlikely)。テオシント種及び亜種、並びにトウモロコシxテオシントの雑種の生育習性からは、垂直的な遺伝子流動を通した害虫抵抗性及び/又は除草剤耐性の獲得が、EU環境下で近縁種の侵襲的特徴を変化させるとは考えられない。トウモロコシxテオシントの雑種が他の生物、非生物的な又は生物地球化学的サイクルに及ぼす害虫抵抗性及び/もしくは除草剤耐性の影響は、テオシント及びその後代が出現した農業地域において抑制及び/もしくは根絶する措置が取られていれば、おそらく(likely)大変低いと思われる。EFSAは、トウモロコシMON810、Bt11、1507及びGA21に関するGMOパネルによる以前のEFSAの結論及びリスク管理勧告を改定する必要性を示すデータが無いと結論づける。よって、トウモロコシMON810、Bt11、1507及びGA21に関する以前のGMOパネルのリスク評価結論及びリスク管理勧告は、有効で適切である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1094e
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