食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04570310450
タイトル Eurosurveillance:「2014年12月から2015年4月までにフランス北部で発生したフードバンクから受理したポーランド製冷凍ビーフバーガーの摂取に関連するサルモネラ・エンテリティディスによる集団感染」
資料日付 2016年10月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 21
, Issue 40
, 06 October 2016)に掲載された論文「2014年12月から2015年4月までにフランス北部で発生したフードバンクから受け取ったポーランド製冷凍ビーフバーガーの摂取に関連するサルモネラ・エンテリティディスによる集団感染(Outbreak of Salmonella Enteritidis linked to the consumption of frozen beefburgers received from a food bank and originating from Poland: northern France
, December 2014 to April 2015)、著者G Jones(Sante publique France (the French public health agency)
, フランス)ら」の概要は以下のとおり。
 2014年12月から2015年4月にかけてフランス北部でSalmonella Enteritidisによる集団感染が続けて発生した。2014年12月30日にソンム県に住む小児5人のサルモネラ症患者(2人はS. Enteritidisを確認)の届出があった後、疫学調査から患者全員がフードバンク(※)Aに頻繁に出入りしていたことが示された。その後の疫学的、微生物学的及び食品追跡調査から冷凍ビーフバーガーが集団感染の原因として示され、ポーランド製の疑われるロット製品は2015年1月22日に製品回収となった。
 2015年3月2日、ソンムでのS. Enteritidis感染者の第2回目の届出を受け、調査を再開したところ、フードバンクAとポーランドの同一の製造者の冷凍ビーフバーガー摂取との関連性が確認された。汚染源である可能性は根強いことから、フードバンクAによって配給されていた同じ製造者の全ての冷凍ビーフバーガーは2015年3月3日に差し止められた。
 微生物学的分析から、患者宅に残っていた2番目のロットの冷凍ビーフバーガーがS. Enteritidisに汚染されていたことが確認された。第2回目の製品回収は2015年3月6日に開始され、ポーランドの製造者の冷凍ビーフバーガーは、製造された数か月分のロットに汚染がさらに確認されたことから全て差し止められている。
(※訳注:フードバンクとは、品質に問題はないが市場に流通できなくなった製品を企業から寄付してもらい、生活困窮者に配給する活動団体のこと。)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=22605
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