食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04550420493
タイトル 台湾衛生福利部食品薬物管理署、湧き水からノロウイルスが検出されていることから煮沸して飲むよう注意喚起
資料日付 2016年9月7日
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分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部食品薬物管理署は9月7日、湧き水からノロウイルスが検出されていることから煮沸して飲むよう注意喚起した。概要は以下のとおり。
 猛暑の中、多くの市民が習慣的に湧き水を汲み、手や顔を洗ったり飲用したりして暑さをしのいでいる。一部の飲食業者は旅行客に対して湧き水を使用し営業コストを節約している。しかし、湧き水をそのまま飲むことは安全上問題があるかもしれない。近年、野外で汲んだ又はボトル入りの汚染された湧き水の飲用が原因と疑われる大規模なノロウイルス感染事例が世界で多く発生しており、米国、中国、スペイン、台湾において報告されている(※)。同署が2015年及び2016年上半期にいくつかの食中毒事例と関係のある環境水について調査したところ、湧き水又は湧き水が混ざった水による3件の食中毒事例において検体からノロウイルスが検出された。これら商業的滅菌がされていない環境水には病原体が含まれる可能性があること等から同署は市民に対し、直接の飲用を避け、手を洗ったり食器を洗ったりする際も使用する水が安全かどうか注意しノロウイルス感染を防ぐよう呼びかけている。また、現在のところノロウイルス感染を予防できるワクチンがないことから、湧き水の煮沸、食品の加熱がノロウイル感染予防の最も有効な手段である。
※感染事例は以下のとおり(発生時期、国、患者数の順に記載)。
1. 2010年、中国、300人以上
2. 2011年、米国、119人
3. 2011年~2012年、台湾、4人
4. 2015年、台湾、300人以上
5. 2016年、スペイン、4
,000人以上
6. 2016年、台湾、60以上
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部食品薬物管理署
情報源(報道) 台湾衛生福利部
URL http://www.mohw.gov.tw/news/572356505
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