食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04410180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、パーキンソン病及び小児白血病と農薬の作用機序に関する系統的文献レビューを外部委託した科学的報告書を公表
資料日付 2016年1月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月19日、パーキンソン病(Parkinson’s disease: PD)及び小児白血病(childhood leukaemia: CL)と農薬の作用機序に関する系統的文献レビューをドイツのシンクタンクBiPRO GmbH社に外部委託した科学的報告書(2016年1月14日付、256ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本報告書では、PD及びCLの発病に関与するメカニズム及び化学物質を特定する系統的文献レビュー(systematic review: SR)の結果を示す。
2. 1-メチル-4-フェニル-1
,2
,3
,6-テトラヒドロピリジン(1-methyl-4-phenyl-1
,2
,3
,6-tetrahydropyridine)、ロテノン(rotenone)及びパラコート(paraquat)は、PDの発病に関連することが確認された幾つかの化学物質である。
3. ベンゼン(benzene)、バイオフラボノイド類(bioflavonoids)及び有機リン系農薬(organophosphates)は、CLの発病に関係することが確認された幾つかの化学物質である。
4. (1)両疾病についての有害転帰経路(adverse outcome pathways: AOPs※)の開発における課題、(2)今般のSRの結果から特定されたデータギャップ、についても本報告書において詳述する。
※訳注:有害転帰経路(AOPs)とは、化学物質と生体の相互作用から個体での毒性発現を関係づけて説明する手法。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/955e.pdf
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