食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04390730450
タイトル Eurosurveillance:「2015年デンマークにおける血流感染症患者から分離されたMCR-1をコードするプラスミド媒介性コリスチン耐性大腸菌及び輸入鶏肉」
資料日付 2015年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 20
, Issue 49
, 10 December 2015)に掲載された論文「2015年デンマークにおける血流感染症患者から分離されたMCR-1をコードするプラスミド媒介性コリスチン耐性大腸菌及び輸入鶏肉(Detection of mcr-1 encoding plasmid-mediated colistin-resistant Escherichia coli isolates from human bloodstream infection and imported chicken meat
, Denmark 2015)、著者H Hasman(Statens Serum Institut
, デンマーク)ら」の概要は以下のとおり。
 プラスミド媒介性コリスチン耐性遺伝子mcr-1が、デンマークの血流感染症患者1人から分離された大腸菌、及び輸入鶏肉からの大腸菌分離株5株から検出された。鶏肉からの1分離株は流行拡大しているシーケンス型ST131に属するものであった。incN2に加えて、incX4レプリコンがmcr-1に関連していることが発見された。本報告は、最近中国の動物、食品、ヒトからの大腸菌にmcr-1が検出された報告に続くものである。
 つい最近、2015年11月にLiu. et al.が中国の動物、食品及びヒトから分離された大腸菌に移動性のプラスミド媒介性コリスチン耐性遺伝子mcr-1が検出されたとの報告があった。更に、彼らは患者からの肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)分離株にもmcr-1が検出されたことを発見した。コリスチン耐性における遺伝子の水平移動はパラダイムシフトである。これまで、染色体の突然変異によって媒介され、よって垂直伝播によって拡散するとの知見があったのみであった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21331
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