食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04380880475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、一次産品(食品)に関連する化学的リスクに関するファクトシートを発表
資料日付 2015年11月26日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は11月26日、一次産品(食品)に関連する化学的リスクに関するファクトシートを発表した。
 一次産品の化学的リスクは食品中にもとから存在しているか、環境的影響による一次産品の汚染に関連している。リスクとなるのは様々な毒性又は、栄養成分を破壊する作用をもつ物質である。一次産品の化学的リスクは各々の食品又は食品グループ(穀類、野菜果物、魚介、肉、乳製品)に特有で、加工の過程で発生しない。これらは原料や原料から調理された食物に関連がある可能性があることから、HACCPに掲載する必要がある。
 一次産品に含まれる化学的リスクは食品中にもとから存在する無機又は有機物質である。食品に含まれる量しだいで、これらの物質は摂取者にとって毒性物質及び栄養成分を破壊する作用物質となる可能性がある。これらの物質の長期の摂取は、慢性障害の要因である可能性がある。摂取量がより高い場合、これらの物質は急性、亜急性中毒の要因になる可能性もまれにある。一方、一部の化学的リスクはアレルギー反応又は偽の食物アレルギー(IgE抗体と関連がない)を引き起こす場合もある。
 一次産品に関連する複数の化学物質が一つの食品に含まれ、相乗作用又は拮抗作用(複数ばく露の問題)を誘導する可能性がある。これは今日多くの研究課題となっている。一次産品に関連する化学的リスクの特徴は下記のとおり。
・理論的な含有量とのばらつきがある。
・毒性は例外を除き慢性的である。
・一度食品中に入ると、容易に取り除くことはできない。従って物質が食品に入る前に効果的にそれを防ぐ手段がある場合は処置をとるべきである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/GBPH2014sa0217.pdf
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