食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04380430111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、カナダにおける19頭目の牛海綿状脳症患畜(2015年2月発生)に関する調査報告書を公表 |
資料日付 | 2015年11月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は11月30日、カナダにおける19例目の牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する調査報告書を公表した。概要は以下のとおり。 1.序論 1-1.BSE患畜の詳細 ・アルバータ州で検体が採取され、カナダはBSE陽性国となった。このBSE患畜は、死亡前に、農場主からダウナー(歩行困難)牛として報告された。 ・当該患畜は2015年2月4日に安楽死処分され、評価のための組織検体が収集・提出された。 ・2月7日、アルバータ州の検査当局は、CFIAに対し、カナダ・アルバータBSEサーベイランスプログラムを通じて収集したBSE検体の一部について迅速検査を繰り返し行った結果、BSE陽性であったと報告した。 1-2.患畜に関する調査の概要 この19例目の患畜には、これまでにカナダで確認されたBSE患畜と比べて2つの特異的な特徴がある。 ・当該患畜は、同一農場で出生したBSE牛2頭目である(1頭目はカナダにおける17例目で、2004年3月に出生)。カナダでは、同一農場で2頭以上のBSE患畜が確認されたことは過去にない。 ・当該患畜は、2007年7月12日に実施された飼料規制の20か月後の2009年3月に出生した。 1-3.カナダの飼料規制及び規則の概要 1-4.19例目となる当該患畜の農場におけるばく露経路 1-5.19例目となる当該患畜の農場外でのばく露経路 1-6.19例目となる当該患畜の感染経路に関する調査 ・可能性のあるBSE感染源について2つの系統の調査を行った。 1)飼料規制が実施される前に入手した汚染飼料の残余又はキャリーオーバーによる農場内感染 2)汚染飼料購入による農場外感染 2.飼料に関する調査 2-1.給餌習慣 2-2.飼料の供給源 2-3.レンダリングした動物副産物の供給源 3.コホート牛の特定及び追跡 4.調査概要 カナダ19例目は、ブラックアンガス種の肉用雌牛、診断時5歳10か月齢の定型BSE症例であった。 他の定型BSEと同様に当該19例目の患畜も、飼料由来感染がBSE感染の原因である可能性が最も高い。17例目と同一の出生農場であることから、少量の汚染飼料の残余が持ち越されていたことが最も妥当な解釈である。 5.現在の知見による影響 現在も継続中のサーベイランスの結果によれば、BSEは引き続き効果的に管理されている。 カナダでは、最近、飼料規制が2007年に実施されたほぼ2年後に出生した牛でBSEが確認されてはいるが、この患畜が関係する出生コホート分析の最新の結果によれば、全体的なリスクプロファイルに変更はない。 この患畜による、2009年以降の出生コホートにおける推定発生率への影響は、重要視する必要はなく、引き続き極めて低い。 付属書1.飼料規制遵守に関する検査プログラム |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://www.inspection.gc.ca/animals/terrestrial-animals/diseases/reportable/bse/investigations/report-case-19/eng/1448461331857/1448461332731#a1.1 |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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