食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04370960105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、遺伝子組換え(GE)サケの評価を終え安全性を認定 |
資料日付 | 2015年11月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は11月19日、遺伝子組換え(GE)サケの評価を終え安全性を認定した。概要は以下のとおり。 FDAは厳密な科学的審査を行った結果、AquAdvantageサケは非GEサケと同等に食べて安全で、栄養価もまた同等であるとの決定に至った。 1. GEサケの評価について FDAは、生産者であるAquaBounty Technologiesから提出された大量のデータのほか、ピアレビューデータをも精査し、当該サケが安全性と効果の点で、法的認可基準を満たしているかどうかを評価した。その結果、挿入遺伝子は数世代にわたり安定していること、当該GEサケに由来する食品は人及び動物が摂取しても安全であること、GE技術は魚にとって安全であること、魚の成長は生産者の主張どおり早いことが実証された。 またFDAは、この申請を認可した場合の環境影響についても評価し、認可による米国環境への顕著な影響はないことが分かった。これは同社が複数の囲い込み対策をパナマ及びカナダの陸上施設に講じていることから、魚が囲いから逃げて野生化する機会が極めてありそうにないためである。 2. GE由来成分含有食品の表示について 消費者の多くは、食品又は食品成分がGE由来かどうかを知りたがっている。当該サケ由来成分の入った食品にGE表示を行う法的義務はないものの、多くの消費者がこの情報に関心を持ち、食品メーカーの中にも区別を設けるよう求める声があることをFDAは承知している。 よって表示に関するFDAの現在の考え方を示す次の2つのガイダンス文書を発表し、食品メーカーが自発的に区別表示を行う場合の資とする。 ・ GE/非GEタイセイヨウサケ由来食品の任意表示に係るガイダンス案 http://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/GuidanceDocumentsRegulatoryInformation/ucm469802.htm ・ GE/非GE植物由来食品の任意表示に係る最終ガイダンス http://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/GuidanceDocumentsRegulatoryInformation/ucm059098.htm 前者に対する意見を募集する。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm472487.htm#1 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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