食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04350780149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用の飼料添加物として使用されるBacillus subtilis KCCM 10673株及びAspergillus oryzae KCTC 10258BP株の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2015年9月28日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月28日、全動物種用の飼料添加物として使用されるBacillus subtilis KCCM 10673株及びAspergillus oryzae KCTC 10258BP株の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2015年9月8日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 この製品、PepSoyGen-Cは、A.oryzae及びB.subtilisの純粋培養の混合物であるとされており、栄養阻害因子の低減を意図して、全動物種用の飼料の原料である大豆ミールなどの処理に使用される。
 この目的のために、申請者は、PepSoyGen-Cを、技術的添加物(technological additive)として、現在は存在しない機能グループ「栄養阻害因子を低減する物質」での認可を求めている。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、この2種類の培養株は、評価においては、それぞれ独自の飼料添加物としてみなされるべきと考える。
 当該添加物の特性は十分に明らかになっていない。対象飼料に適用する時点で混合される。申請者によれば、混合比率は、総重量の2%になると考えられる(20g/kg飼料原料)。2種類の培養の割合は、重量をベースとした場合で50対50と記載されている。用量は、コロニー形成単位/kg飼料では提案されていない。
 現在のガイドラインに照らし合わせ、毒素産生性又はヒトにおける及び獣医学上重要な薬剤耐性の可能性を示す根拠はなかったことから、B.subtilis KCCM 10673P株は、対象動物種、当該添加物を投与された動物に由来する製品の消費者及び環境に対して安全であると推測される。
 A. oryzae KCTC 10258BP株については、アフラトキシンの他に、毒性を有する二次代謝物の生産に関するデータが無かったことから、対象動物種、この製品を投与された動物に由来する製品の消費者に対する安全性については結論付けられない。
 in vitro試験が単独で行われ、当該添加物で処理された後の大豆ミール複数バッチにおいて、スタキオース、ラフィノース及びトリスピン阻害物質を測定した。
 しかし、この試験には不足が多いことから、FEEDAPパネルは、大豆及びその他の飼料原料における栄養阻害因子の低減効果については、結論付ける立場にはない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4230.pdf
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