食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04350460482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、高リスク食品のオンライン購入について注意喚起
資料日付 2015年10月8日
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概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは10月8日、高リスク食品のオンライン購入について注意喚起した。
 近年、食品のオンライン購入が普及してきている。消費者がインターネット上で食品を購入する際は特に食品の性質に注意する必要がある。食中毒の多くは一部の高リスク食品によって引き起こされるからである。
1. どれが高リスク食品か?
 食品が高リスク食品かどうかを判断する際、以下の2つのことを考えるとよい。1番目は、その食品が要冷蔵(4℃)又は要冷凍(-18℃)か?2番目は、その食品が喫食前に加熱する必要のないRTE(Ready to eat)食品か?ということである。もし2つとも当てはまる場合は、その食品は高リスク食品である。たん白質又は水分の含有量が多く弱酸性を呈す食品は、細菌の増殖に適し腐り易いことから、厳しい温度管理をしなければ病原菌の増殖を低減・予防することができない。これらの食品が加熱調理済み・加工済み・生食用の場合、消費者は受け取った後に直接喫食することができる。これらは食品中に存在するかもしれない病原体を死滅させる加熱調理を喫食前にしないことから高リスク食品である。
 オンライン購入をする場合は以下の高リスク食品に特に注意すべきである。
(1)生食する海産物:刺身、塩漬けした生カニ・生エビ・生カキ等
(2)加熱調理又は塩漬けした肉類、家きん、魚類、海産物:ハム、ソーセージ、七面鳥のくん製、スモークサーモン等
(3)混合食品:寿司、サンドイッチ
(4)ケーキ、プリン、又は乳類・クリーム・チーズ・ムース・卵を含有するデザート
2. 高リスク食品をオンライン購入する際は賢く選ばなければならない
 高リスク食品は特定の保存・輸送条件のもとでなければ微生物リスクを効果的に制御することができない。しかし、オンラインショップが食品の製造・加工・保存・輸送の過程で適切な措置を講じているかを確認することは消費者には難しい。このため、市民が高リスク食品をオンライン購入する際は信頼できる店舗を選ぶよう注意し、食品の性質及び潜在的リスクをより理解するようにしなければならない。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Online_Shopping_of_High_risk_Foods.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Online_Shopping_of_High_risk_Foods.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
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