食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04340390343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、2012年のフランスにおける多剤耐性菌感染による罹患率と死亡率に関する報告書を発表 |
資料日付 | 2015年9月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は9月24日、2012年のフランスにおける多剤耐性菌感染による罹患率と死亡率に関する報告書を発表した。 薬剤耐性は公衆衛生の重要な課題である。この調査はフランスにおける多剤耐性菌(MDRB)への感染の公衆衛生への影響を評価することを目的としている。 調査対象とされたMDRBはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)、第3世代セファロスポリン耐性大腸菌及び肺炎桿菌、カルバペネム耐性肺炎桿菌、アシネトバクター属及び緑膿菌である。 2012年フランスでは158 ,000人(127 ,000~245 ,000)がMDRBへ感染し、そのうち16 ,000人は侵襲性感染であった。MRSAと第3世代セファロスポリン耐性腸内細菌科細菌への感染は103 ,000人(90 ,000~172 ,000)、すなわち全体の65%(70~75)であった。これらの感染による死亡者数は12 ,500人(11 ,500~17 ,500)でそのうち2 ,700人は侵襲性感染によるものであった。 この調査によってフランスにおけるMDRBへの感染の影響を初めて評価した。MRSAと第3世代セファロスポリン耐性腸内細菌科細菌への感染が最も多かった。この調査は薬剤耐性の実際の影響を低く評価しており、今後もこの課題に更に取り組むべきであることが明らかになった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/Publications-et-outils/Rapports-et-syntheses/Maladies-infectieuses/2015/Morbidite-et-mortalite-des-infections-a-bacteries-multi-resistantes-aux-antibiotiques-en-France-en-2012 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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