食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04330370470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、リヤドの病院での集団感染を踏まえて中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)緊急リスク評価書を更新
資料日付 2015年8月28日
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概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は8月28日、リヤドの病院での集団感染を踏まえて中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)緊急リスク評価書を更新した(15ページ)。
 サウジアラビアのリヤドにおいてMERSの大規模な院内集団感染が発生したことで、ECDCは、この出来事が世界拡大するリスクがあるか、またサウジアラビアに居住する又は渡航する欧州連合(EU)市民のリスク増加につながるかを評価するために、緊急リスク評価書を更新した。更新版は来るハッジ(メッカ巡礼)の時期にサウジアラビアを訪れる巡礼者に関連した感染リスク及びEUへの侵入リスクに関する評価も含まれている。
 大多数のMERS患者が報告され続けている中東とEU諸国間の渡航者は相当数いることから、欧州への散発的な輸入症例は予想される。
 2015年8月の1か月間に世界中で新たに110人を超える患者と30人の死亡者が報告された。その大半はサウジアラビアからであった。前年と比べて、8月のMERS患者数の増加は予想外のことで、これは主としてリヤドの1病院での今も続く大規模集団感染によるものと説明されている。
 MERS-CoVの無症候感染者数が不明なため、リヤドの他の医療施設での感染範囲はわからない。
 病院がMERS-CoV感染を拡大させることはよく知られているため、総合的な感染防止と管理措置の厳重かつ適時な実施が不可欠である。
 中東への旅行者は、ラクダへの接近、ラクダ農場の訪問、未殺菌のラクダ乳製品や生あるいは加熱不十分な肉の摂取を避けるよう忠告する。
 2012年3月から2015年8月27日までの確定MERS患者数と死亡者数はそれぞれ1
,511人、574人となっており、100人を越える患者が出ているのはサウジアラビア(1
,165人)及び韓国(185人)である。
 当該リスク評価書は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/MERS-CoV-rapid-risk-assessment-August-2015.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?ID=1275&List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&Source=http%3A%2F%2Fecdc%2Eeuropa%2Eeu%2Fen%2FPages%2Fhome%2Easpx
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