食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04320750492
タイトル 台湾衛生福利部国民健康署、砂糖入り飲料を飲みすぎないよう注意喚起
資料日付 2015年8月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部国民健康署は8月14日、砂糖入り飲料を飲みすぎないよう注意喚起した。
 2013年から2014年までに実施された「国民栄養健康状態変遷調査」の結果によると、中学生の89.9%及び高校生の85.3%が一週間に少なくとも1回は砂糖入り飲料を飲んでいた。このうち、一週間に飲む回数は平均で、中学生が6.5回、高校生は7.8回だった。19歳から64歳の成人では6.8回だった。
 世界保健機関(WHO)が2015年3月4日に公表したガイドライン「成人及び子供の糖類摂取量」では遊離糖類の摂取量をエネルギー総摂取量の10%未満にするよう勧めている。同時に、遊離糖類の摂取量をエネルギー総摂取量の5%まで減らすことも勧めている。1日のエネルギー必要量が1
,800kcalの場合、エネルギー総摂取量の5%に相当する糖類の量は22.5gとなる(1g当たり4kcalとして計算)。台湾では「包装食品栄養表示遵守事項」により、2015年7月1日以降に製造された包装食品に対して糖類含有量の表示を義務付けていることから、糖類含有量は栄養表示で確認することができる。1缶480mlの茶飲料を例にとると、糖類含有量は一日の推奨摂取量(訳注:エネルギー総摂取量の5%に相当する22.5g)の1.5倍以上の34gで、その含有量の多さに驚かされる。よく見られる砂糖入り飲料にはコーヒー、ミルクティー、スポーツドリンク、発酵乳飲料、乳飲料、炭酸飲料、果汁飲料等がある。砂糖入り飲料を避けて水をたくさん飲むよう、各分野が一体となって糖類の摂取削減を重要なテーマとし、学校・職場・地域社会・医療機関等から正しい食生活を広めていくよう国民健康署は呼びかけている。また、同署は汗をかき喉が渇く夏をしのぐため、糖類含有量の表示を見ること、水をたくさん飲むこと、低脂肪乳を毎日飲むことを勧めている。
 砂糖入り飲料を飲む回数に関する調査結果、及び市販飲料の糖類含有量及びエネルギー量は以下のURLから入手可能。
http://www.mohw.gov.tw/CHT/Ministry/DisplayFile.aspx?url=http://www.mohw.gov.tw/MOHW_Upload/doc/%e5%90%ab%e7%b3%96%e9%a3%b2%e6%96%99%e8%aa%bf%e6%9f%a5%e7%b5%90%e6%9e%9c%e5%8f%8a%e5%b8%82%e5%94%ae%e9%a3%b2%e5%93%81%e5%90%ab%e9%87%8f%e3%80%81%e7%86%b1%e9%87%8f_0051269002.pdf&name=%e5%90%ab%e7%b3%96%e9%a3%b2%e6%96%99%e8%aa%bf%e6%9f%a5%e7%b5%90%e6%9e%9c%e5%8f%8a%e5%b8%82%e5%94%ae%e9%a3%b2%e5%93%81%e5%90%ab%e9%87%8f%e3%80%81%e7%86%b1%e9%87%8f_0051269002.pdf
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部
情報源(報道) 台湾衛生福利部
URL http://www.mohw.gov.tw/CHT/Ministry/DM2_P.aspx?f_list_no=7&fod_list_no=5315&doc_no=51269
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