食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04320560506
タイトル ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)、遺伝子組換え(GM)作物のドイツでの栽培を禁止する意向を公表
資料日付 2015年8月25日
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概要(記事)  ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)は8月25日、遺伝子組換え(GM)作物のドイツでの栽培を禁止する意向を公表した。概要は以下のとおり。
1.Christian Schmidt連邦農業大臣は、GM作物の包括的禁止の枠組みを導入する意向を明らかにした。
 欧州連合(EU)は、2015年3月11日に、EUが認可したGM作物に関して適用除外条項(opt-out)を決定した。この条項は、EUが認可したGM作物について、一定の厳しい条件のもとで、加盟国の裁量により栽培を禁止又は制限することが可能であるという内容である。この条項は、加盟国に対する実施義務ではない。
 同大臣は、「この条項は、予てより私の念頭にあった。ドイツにおけるGM作物の栽培を禁止する法律を早急に導入したい」と語った。
2.主なFAQ
Q:適用除外条項を採用することにより、消費者への影響はあるのか?
A:GM作物のEUレベルでの承認及びGM由来の食品・飼料のEUレベルでの表示に関しては変更がないことから、消費者への直接の影響はない。
 しかし、GM作物の栽培及び承認過程の透明性に関しては、大きな問題が残る。BMELは、GM作物を与えられた動物から生産される食品については、EUレベルでの表示義務化を実現させるために、引き続き努力する。
Q:今後の進め方は?
A:BMELは、法案に関して連邦政府での調整をできるだけ早く済ませたい。その後、州及び関係団体と話し合いを行う。適用除外条項の今年後半の施行が可能となるよう、法的手続きを進めるのが狙いである。
 BMELは、8月21日、各州政府に対し、第1段階として、州の耕作地を全面的に又は部分的に、GM作物の栽培禁止の対象とするかについて回答するよう求めた。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
情報源(報道) ドイツ連邦食糧農業消費者保護省(BMELV)
URL http://www.bmel.de/DE/Landwirtschaft/Pflanzenbau/Gentechnik/_Texte/NatRegelungAnbauverbote.html
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