食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04320180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分イソプロツロンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2015年8月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月20日、農薬有効成分イソプロツロン(isoproturon)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2015年7月28日承認、99ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本結論は、冬穀類(小麦、大麦、ライ麦、ライ小麦)及び春穀類(小麦、大麦)に対する除草剤としてのイソプロツロンの代表的用途の評価に基づいて出された。
2. 健康影響に基づく参照値の設定に関して合意された許容一日摂取量(ADI)は0.015mg/kg体重/日である。これは、ラットを用いた2年間試験での15.2mg/kg体重/日における臨界影響に基づいた関連する長期的な無毒性量(NOAEL)の3.1mg/kg体重/日を根拠とするものである。標準的な安全係数の100に更に2倍の安全係数2が適用された。このADIは、ラットにおける肝腫瘍についての最小毒性量(LOAEL) (15.2mg/kg体重/日)に対し、少なくとも1
,000の安全マージンを与えるものである。
3. 急性参照用量(ARfD)の必要性について議論され、イヌ短期試験において認められた複数の血液学的影響の発現が急性である可能性があるため、これらの影響に基づいてARfDを設定することに専門家らは合意した。合意されたARfDは0.1mg/kg体重である。これは、イヌ短期試験での38mg/kg体重/日において認められた複数の血液学的影響(即ち、1回目のイヌ90日間試験の4週目におけるハインツ小体形成率の増加及び2回目のイヌ90日間試験の最終週におけるメトヘモグロビンの形成)についてのNOAELの10 mg/kg体重/日を根拠とするものである。安全係数100が適用された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4206.pdf
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