食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04310850294
タイトル 世界保健機関(WHO)、鳥インフルエンザウイルスによる感染情報を更新(7月17日付)
資料日付 2015年7月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は、7月17日現在の鳥インフルエンザウイルスによる感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
1. A(H5N1)ウイルスによる感染状況
 2003年以降2015年7月17日までに、16か国から同ウイルスによる確定症例計844人の届出があり、このうち449人が死亡している。前回(6月23日)の更新以降エジプトから新たに2人の届出があった。40歳の男性と5歳半の男児で、いずれも入院加療後に死亡した。両人とも家きん又は汚染環境との接触があった。
2. その他のA(H5)亜型ウイルスについて
 中国からA(H5N6)ウイルスによるラボ確定症例の届出が1件あった。37歳女性で、入院加療後死亡した。この患者との密接な接触によってウイルスが別の人に感染したことを示す証拠はない。
 国際獣疫事務局(OIE)の情報によれば、このところA(H5N2)、A(H5N3)、A(H5N6)、A(H5N8)といったA(H5N1)以外のA(H5)亜型ウイルスが欧州、北米及びアジアの家きんから検出されている。どれもヒトを発病させる潜在力を持つとみられるが、2014年以降中国で4人が感染したA(H5N6)以外には感染者が出ていない。
3. A(H5)ウイルスに関する全般的公衆衛生リスク評価
 インフルエンザウイルスが家きんに循環している状況下では、家きんが感染したり環境が汚染されている場合、接触したヒトの散発的な感染や小規模クラスターでの感染が常に生じ得るため、今後も発生が予想される。
4. A(H7N9)による中国の感染状況
 これまでに677人の確定症例があり、うち275人が死亡している。感染者の大半は、生きた家きんや汚染された環境(家きん市場等)との接触歴がある。患者から分離したウイルス株に遺伝子上の大きな変化は見られない。これまでの情報では、同ウイルスはヒトからヒトへは容易に伝播しないことが示唆されている。2015年2月23日の評価以降、公衆衛生上のリスクに変更点はない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_17_July_2015.pdf?ua=1
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